尼神インターレギュラー番組で誠子が解散&退所を報告「芸人やめないし、業界もやめない」
3月31日をもって解散した尼神インターの渚と誠子が9日深夜、コンビでレギュラーを務めていたMBSラジオ『イマドキッ ドゥフドゥフナイト』(火曜深夜1時)に出演した。ラストで解散を報告し、誠子はこの日を最後に番組を卒業することを発表した。2人は3部に分かれる同番組のPART2に出演していた。渚は継続出演する。
「夢がかなったし、すごい楽しい思い出でした」とレギュラーラジオに感謝
3月31日をもって解散した尼神インターの渚と誠子が9日深夜、コンビでレギュラーを務めていたMBSラジオ『イマドキッ ドゥフドゥフナイト』(火曜深夜1時)に出演した。ラストで解散を報告し、誠子はこの日を最後に番組を卒業することを発表した。2人は3部に分かれる同番組のPART2に出演していた。渚は継続出演する。
3月28日に解散発表し、すでに個人活動となった2人だが、冒頭で「尼神インター誠子と」「渚と」とコンビ名を付けて自己紹介。共演の元乃木坂46・樋口日奈、俳優・田中道子、≒JOYの市原愛弓、モデルの松本優と通常通りに放送はスタート。リスナーからの『どうしても苦手な食べ物』という質問に対し、好き嫌いが多いという渚は「かき、うに、いくらとか白子とか無理。海のヤツ。全然無理」と答えた。共演陣から「(自分で)捕りに行って食べてそう。お酒と」と驚きの声があがると、誠子も「素潜りしてそうやんな」と同調。渚は「ウチ、泳がれへんねん」と笑いながら返す場面があった。
「もし来世も人間に生まれるとしたら、A・今と同じく芸能の仕事をしたい B・芸能以外のほかの仕事をしたい」の問いには誠子がB、渚はAと回答。誠子は「大学行ったことないし、それこそ会社勤めとかしたことないから、やってみたいっていうのと、私、司書さんになりたかって。本が好きやから、図書館とかで公務員として働きたくて勉強してたときあったから、それをやりたい」と思いを明かした。市原と2人で少数派だった渚が「分かるで、今やってるから違うのっていう考え方わかるけど。出会った人楽しいから。単純に」と口にすると、「すてき」と称賛された。
エンディングで誠子が「ちょっとここで私、誠子から発表があります。ちょっとお時間いただきます」と切り出し、「この放送のときはもう発表されているんですが、ラジオをお聞きの皆さん、もうご存じの方もいらっしゃると思いますが、『尼神インター』が3月末をもって解散することになりました」と改めて報告した。共演陣から「びっくりですよ」と言われる中、「そして私、誠子はですね、今回をもって番組を卒業することになりました」と発表。「解散に伴って、私、吉本興業を退所いたします。ということで私がこのラジオを卒業ということで」と説明し、「みんなありがとう」と感謝した。今後について誠子は「芸人をやめないし、業界もやめないんですけど、フリーとして活動していきます」と伝えた。
そして、「MBSのこの夜のラジオの枠はですね、2018年4月の『ちょこっとやってまーす!』から『アッパレ(やってまーす!~)土曜日(です~)』なつかしい。『イマドキッ』まで6年間お世話になりました。本当に」と振り返ってあいさつ。
「学校の卒業みたい」と声をかけられると、「そんな感じ。時期的にもね。すごい感慨深くて。いま芸人やってて、このお笑いを好きになる前からラジオが好きやったのよ。ずっと聞いてて、学生のときに。それこそまさにMBSラジオを聞いてて、ラジオを好きになって、こういうお笑いとかに興味を持ちだしたから。本当にこんなに長い間、MBSさんでラジオのレギュラーやらしてもらえてたんは、すごい夢がかなったし、すごい楽しい思い出でした。ありがとうございます」とラジオ愛を告白した。
続けて「本当にリスナーの皆さん、ずっと聞いてくれてた方もいると思うし、メールも送っていただいて一緒にラジオを作ってくれた方もいると思うのでありがとうございました」と重ねて感謝。サプライズで番組から花を贈られると、「ええホンマに?びっくりした。いまお花が。すごいかわいいお花が。ありがとうございます。スタッフの皆さんも」と喜んだ。
また、前夜から考えたという番組の思い出として「印象に残ってるワードはホンマに『でじる』やわ」と、この日、市原が「出汁」を誤読したことで「塗り替えられた」とした。最後に再びリスナー、スタッフへ感謝し「すごい幸せな時間でした。きょうで私は卒業ですけれども、来週からも引き続き『イマドキッ ドゥフドゥフPART2』のことをよろしくお願いします」とあいさつ。「みんな頑張ってね!」と共演陣を激励後、休演した俳優・山下幸輝に「ヤマ! ヤマ! 女子メンバーのことよろしく」と呼びかけた。残留メンバーから「(引き続き)よろしくお願いします」とあいさつされた渚は「私はいてますから」と返した。
誠子は自身のXでも「MBSラジオでは大切な友達がたくさんできました。卒業しても、おばあちゃんになっても友達でいたいです」と思いをつづり、「今まで聴いてくださったリスナーのみなさん、本当にありがとうございました」と感謝した。番組公式Xでは花を持った誠子と、渚を含めた出演者計6人の記念ショットが掲載された。