浜辺美波も「異例の作品」と太鼓判 映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』の新キャスト4人が発表
俳優の梶原善、足立英、酒向芳、お笑い芸人の小籔千豊が映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(7月26日公開)に出演することが9日、発表された。
梶原善、足立英、酒向芳、小籔千豊が出演決定
俳優の梶原善、足立英、酒向芳、お笑い芸人の小籔千豊が映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(7月26日公開)に出演することが9日、発表された。
原作は、2021年に出版されると、「キャッチーな設定で面白い!」と話題になり、ビジネス小説としては異例の14万部を突破する大ヒットを記録し、さらにはコミカライズもされている「もしも徳川家康が総理大臣になったら」(著:眞邊明人 発行:サンマーク出版)。
物語の舞台はコロナ禍真っ只中の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死した日本。不安渦巻く日本で、未曾有の危機に直面する政府が実行した最後の手段は「歴史上の偉人達をAIで復活させ、最強内閣を作る」こと。“最強ヒーロー内閣”として、窮地に追い込まれた日本を救うべく、誰もが知る日本の歴史に名を刻むそうそうたる偉人が、議員バッジをつけ大集結する。
本作のメガホンを取るのは、『テルマエ・ロマエ』(2012年)や、『翔んで埼玉』(2019年)など、数々のコメディー実写化を大ヒットへと導いた、日本映画界のホームランバッター武内英樹監督。そして、テレビ局政治部の新人記者として、最強内閣のスクープを狙う主人公・西村理沙を演じるのは浜辺美波。歴史的偉人の中から、内閣官房長官・坂本龍馬を赤楚衛二、経済産業大臣・織田信長をGACKT、財務大臣・豊臣秀吉を竹中直人、注目の内閣総理大臣・徳川家康を野村萬斎が演じる。
さらに偉人内閣を構成するメンバーに、高嶋政宏、江口のりこ、池田鉄洋、小手伸也、長井短、観月ありさが登場。武内監督が「言うなれば脂多め・味濃いめ・麺かた・全部乗せのラーメンみたいな内閣」とコメントを寄せるほどの個性が強い最強ヒーロー内閣が爆誕する。
そして、豪華キャスト陣演じる歴史上の偉人達に負けじと存在感を放つ現代人役の新キャスト4人が解禁された。
浜辺演じる理沙の上司であり、テレビ局政治部部長・森本慶一を演じるのは、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で暗殺者・善児役で鮮烈な印象を残し話題を集めた梶原。財務省官僚として、財務大臣・豊臣秀吉(竹中直人)、財務副大臣・石田三成(音尾琢真)とともに【太閤給付金】政策を担う吉田拓也役に、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』でヒロインの所属する大学サ-クル、なにわバードマンの部長・鶴田を演じた足立。
情報バラエティー番組で偉人内閣の政策に容赦なく鋭く切り込んでいく辛口司会者・島川徹役に小籔。そして、偉人内閣に一番近い存在であり、彼らをまとめる日本党幹事長・御子柴学役に、NHK大河ドラマ『どうする家康』で物語のキーマンとなる明智光秀を演じた酒向が出演する。
浜辺美波も太鼓判「現代人キャストの人数の方が偉人キャストよりも少ないという異例の作品」
以下、キャストのコメント全文
○梶原善/森本慶一(テレビ局政治部部長)
「 小学三年生の時だったか、夕方、NHK少年ドラマシリーズ『夕ばえ作戦』(すばらしい題名)を見た。現代の少年が通りで拾った箱のダイヤルを回すと江戸時代へ行き、現代の道具を使って、悪い代官と忍びの一族と戦う話だ。そんなお話に善少年はワクワクした。
そして、今回、役者になって初めてのタイムトラベルもの!!! しかぁし! こちらからではなく、あちらから豪勢にどっとやってくる。僕はオフィスで発破をかける。しかも念願の武内組。武内監督との濃厚な撮影期間、充実していました」
○足立英/吉田拓也(財務省官僚)
「秀吉、三成に才を見出され、偉人内閣の中で事務次官に抜擢される現代人官僚・吉田拓也を演じました。ご覧の通り、とんでもないメンバーですよね。オファーを頂いた瞬間に吉田の気持ちに触れられた気がしました(笑) 閣僚会議、そりゃもうすごい景色でしたよ! そんな偉人内閣にのめり込んでいく様は狂気的ではありながら、とても純粋で、美しいものでした。吉田は偉人と現代人、そしてお客様とをつなぐ役どころ。撮影を通して、僕自身が偉人たちの背中から、言葉から、本当に多くの想いをもらいました。吉田の姿を通して、偉人内閣を身近に感じていただけたら嬉しいです。そして皆様の心に偉人内閣の政策が届きますように。アイツとのチャンバラも! あるぜよ!」
○小籔千豊/島川徹(情報バラエティ番組司会者)
「台本読ませていただきまして今見るべき映画だなと思いました。昔の日本人のことを今の日本人は時折、バカにしたような言い方といいますか、我々現代の日本人はここまで進歩したと言わんばかりの言い回しをする場合があります。『昔はあぁだったよな。びっくりするな』みたいに。この映画はフィクションではありますが、昔の日本人に今の日本人がバカにされているような感覚になります。背筋が伸びます。個人的に大変ためになる物語。家康さんたちや先人の日本人に恥じぬように生きていきたいと思わされました。少しだけですが、豪華キャストに紛れ、拙いお芝居をさせて頂きましたがこの映画に参加させてもらえてよかったです」
○酒向芳/御子柴学(日本党幹事長)
「『原作はビジネス小説?これが。。。』撮影に入って何日目だったか。プロデューサーから耳にしたことでした。面白い本だなぁ、と思ったのが第一印象。“まつりごと(政治)”が簡単なことじゃないことは重々分かっていても、今の政治を見ていると、こんな“救世主”現れてくれないか、なんて想いますね」
○浜辺美波/西村理沙(テレビ局政治部の新人記者)
「現代人キャストの人数の方が偉人キャストよりも少ないという異例の作品。だからこそ時代を代表する偉人たちとはまた違った個の強さを感じました。『現代人キャスト』と一括りにできない、面白さが盛りだくさんとなっております。はやく皆さまに観ていただきたいです。公開は7月26日です。ぜひお楽しみに!!」
※高嶋政伸の「高」の正式表記ははしごだか