『笑点』新メンバーに立川晴の輔 立川流のレギュラー出演は、初代司会者以来“55年ぶり”

落語立川流 立川志の輔一門・立川晴の輔(たてかわ・はれのすけ)が日本テレビ系『笑点』(日曜午後5時30分)の新メンバーに決定したことが7日、番組内で発表された。

『笑点』新メンバーに立川晴の輔が決定【写真:(C)日本テレビ】
『笑点』新メンバーに立川晴の輔が決定【写真:(C)日本テレビ】

東京・江戸落語界に分かれている4つの団体がすべてそろう『笑点』史上初めてのメンバー構成

 落語立川流 立川志の輔一門・立川晴の輔(たてかわ・はれのすけ)が日本テレビ系『笑点』(日曜午後5時30分)の新メンバーに決定したことが7日、番組内で発表された。

 番組冒頭から新メンバーの登場を心待ちにしているメンバーたちからのあいさつが終わり、昇太師匠から「それでは早速、新メンバーの方に登場して頂きましょう! お願いします!」と声がかかると出てきたのは、なんと先週卒業した木久扇師匠(『笑点』歴代最長出演者(55年間出演)だった。

 木久扇師匠の「どうも新メンバーの木久扇です!」の言葉に、メンバー全員から総ツッコミ。自分から新メンバーを紹介したいという木久扇師匠が連れてきたのは、立川晴の輔だった。

 立川晴の輔は、BS日テレ『笑点 特大号』の若手大喜利コーナーで活躍しており、2019年には三遊亭円楽師匠の代演として『笑点』にも登場したことがある。落語立川流のレギュラーメンバーは、初代司会者・立川談志以来、“55年ぶり”となる。

 晴の輔師匠がレギュラーメンバーになったことで、『笑点』メンバーは、東京・江戸落語界に分かれている4つの団体、落語協会、落語芸術協会、落語立川流(立川流)、五代目円楽一門会(円楽党)すべての落語家がそろう『笑点』史上初めてのメンバー構成となった。

□立川 晴の輔(たてかわ はれのすけ)落語立川流 立川志の輔一門。1972年11月21日、兵庫県神戸市生まれ。岡山県作陽高卒業、東京農業大農学部卒業。1997年、立川志の輔に入門。志の吉を拝名。2003年、二ツ目に昇進。13年、真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名。BS日テレ『笑点 特大号』の「若手大喜利」に出演。19年、六代目三遊亭円楽の助っ人として『笑点』レギュラー大喜利に出演。

次のページへ (2/2) 【写真】『笑点』新メンバー・立川晴の輔のプロフィール紹介
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