IKKO「この存在感、どんだけ~!」30日、上野で開幕の特別展「きもの KIMONO」をPR
タレントのIKKOが29 日、東京・上野の東京国立博物館 平成館で開催される特別展「きもの KIMONO」(6月30日から8月23日まで)の取材会に登場した。
YOSHIKIの美的センスを称賛
タレントのIKKOが29 日、東京・上野の東京国立博物館 平成館で開催される特別展「きもの KIMONO」(6月30日から8月23日まで)の取材会に登場した。
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本展は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、天璋院篤姫ら歴史上の人物が着用した着物や、尾形光琳直筆の小袖に加え、着物が描かれた国宝の絵画作品、現代デザイナーによる着物など約300点を一堂に展示するもの。新型コロナウイルスの影響で開幕が延期になっていた。
本展の広報大使を務めるIKKOは濃紺の着物に白地の帯というシックなスタイル。展示物は事前に資料で観ていたそうだが、「思った以上に、生で見るのは違うということを実感しました。存在感が違う。当時の染色、こういう反物だったのか、総刺繍、当時の考え方があるんだな、と思いました」と驚き。
司会から「着たい着物は?」と聞かれると、「いっぱいあった。入った瞬間、オーラを放つんです」と言い、篤姫所有の「小袖 萌黄紋縮緬地雪持竹雀模様」にも、「刺繍、地模様の景色がすごい。どういう刺繍をしているんだろうと思った。(模様の)雪景色の見え方が左右で違うんです」と解説。展示には「XJAPAN」のYOSHIKIがデザイナーを務めるブランド「YOSHIKIMONO」も7点あるが、「呉服屋で育っただけある」と美的センスをほめていた。
コロナ禍でも、時折、着物を着て過ごしていたそうで、若い人に向けては「着物は奥深い。でも、奥深いところから入ると、嫌いになってしまう。リサイクル、ヴィンテージなどで普段から楽しんでいくと、少しずつ分かっていく。着物の先生に習って、緩やかに着ていくといい。着物は日用着ですからね。私なんか太っているから、痩せて見えるように、創意工夫で着ているんですよ」とアドバイス。
最後は「この存在感! どんだけ~!」と決めポーズで「きもの展」をアピールしていた。