【虎に翼】寅子の「はて?」は流行語になるか 入学した女子部は多彩な顔ぶれ
俳優の伊藤沙莉が、主人公・猪爪寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜、午前8時)。第1週は、女学校を出たら結婚するより明律大学女子部法科に進学し、法律を学びたい寅子が、進学に反対する母を何とか説得しようと奮闘する様子が描かれた。8日から始まる第2週はどんな展開になるのか。
伊藤沙莉が主人公・猪爪寅子を演じるNHKの連続テレビ小説 第2週の見どころ
俳優の伊藤沙莉が、主人公・猪爪寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜、午前8時)。第1週は、女学校を出たら結婚するより明律大学女子部法科に進学し、法律を学びたい寅子が、進学に反対する母を何とか説得しようと奮闘する様子が描かれた。8日から始まる第2週はどんな展開になるのか。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、昭和7年。晴れて明律大学女子部法科に入学した寅子は女子の憧れの的の華族令嬢・涼子(桜井ユキ)、最年長の梅子(平岩紙)、留学生の香淑(ハ・ヨンス)らと出会う。「女性に弁護士資格が認められる法改正はまもなく」という学長の言葉や、穂高(小林薫)との再会もあり、やる気に胸を膨らませる寅子に、山田よね(土居志央梨)は「ヘラヘラしてうっとうしい」と言い放つ。新聞が女子部の存在を面白おかしく取り上げる中、人一倍熱いよねの言動にひかれた寅子は、思わずよねを尾行。初めて本物の裁判を傍聴する。
第2週では明律大学女子部法科に通う人々が新たに登場する。それぞれのキャラクターが物語に彩りを添え、視聴者の感情を揺さぶってくれることを期待したい。また、第1週で主人公・寅子が疑問に感じたり納得のいかない事象に対し、「はて?」と言う姿が印象的だった。もし第2週以降も「はて?」が何度も登場し、視聴者の心に残るようになるなら、今年の流行語大賞にノミネートされる可能性もゼロではないかもしれない。注目したい。
物語は日本で初めて法曹界に飛び込んだ女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決される爽快感も味わえるリーガルエンターテインメント。