満島真之介所持金5000円で上京の極貧時代 楽観視できた理由は「働ける場所がたくさんある」
お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太がMCを務めるテレビ朝日の特別番組『はじめて東京物語』が12日の午後11時15分から放送される。この番組は、さまざまな人の“はじめての東京”に密着する超リアルドキュメント・バラエティー。夢を追いかけて初めて上京する沖縄県に住む少女・えびちるさん、50年ぶりに初東京の地を訪れるアメリカ人・ジムさんに密着し、東京初体験に隠された人間ドラマと新たな東京の魅力を発見する。スタジオ収録を終えた山里が、ゲスト出演した満島真之介と取材に応じ、番組の見どころと東京の素晴らしさを語った。
“はじめての東京”に密着する超リアルドキュメント『はじめて東京物語』
お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太がMCを務めるテレビ朝日の特別番組『はじめて東京物語』が12日の午後11時15分から放送される。この番組は、さまざまな人の“はじめての東京”に密着する超リアルドキュメント・バラエティー。夢を追いかけて初めて上京する沖縄県に住む少女・えびちるさん、50年ぶりに初東京の地を訪れるアメリカ人・ジムさんに密着し、東京初体験に隠された人間ドラマと新たな東京の魅力を発見する。スタジオ収録を終えた山里が、ゲスト出演した満島真之介と取材に応じ、番組の見どころと東京の素晴らしさを語った。
山里は率直な感想を聞かれ、「東京を中心にいろんな物語があるんだと思いました。これから東京に行こうと思う人たちはきっかけになるし、東京に住んでいる人は自分のいる場所がどんな場所なのか再確認できる、そんな楽しさがありました」とコメント。
満島は「東京は日本で人が1番多くて、それぞれに物語にあるはずなのに、それがほとんど見えてこない都道府県ナンバー1だと思うんです。この番組のおかげで、ただすれ違うだけの人にも、東京の物語があるんだと感じさせてもらい、心がより優しくなりました」と感想を述べた。
ラップの大会で腕試しをするために東京にやって来たえびちるさんのVTRについては、同じ沖縄出身の満島が「東京という場所はファンタジーというか未知の世界。ワクワクに満ちあふれてもいるし、不安にも押しつぶされそうになる。楽しみだけど怖い、常に右左から天使と悪魔が存在しているような場所です。その感じを改めて思い出しました」と言及。
山里もえびちるさんのチャレンジを見届けて、「やりたいもの好きなものがあると、人はあんなにも積極的になれるんだと驚き、当たる壁というのは大事なんだと教えてもらいました。えびちるちゃんが普通に話していることで、そんなことを思っているんだと衝撃もたくさんありましたので、視聴者のみなさんにも体感していただきたいです」と語った。
ジムさんの東京物語については山里が、「ジムさんのストーリーを楽しめると同時に、50年前の東京はこんな感じだったんだという驚きを同時に味わえてお得な気持ちになりました。タイムスリップって出来るんだと思えるVTRでした」と話し、満島も「今度、親が東京に来たときに一緒に思い出の場所を回る旅をしてみてもいいなと思いました。その当時の東京にいるようになれる感覚はすごいと思いました」と続いた。
千葉県出身の山里は自身の東京物語について、「大阪でお笑いをやって東京進出しているので、上京っぽい経験はある。M-1グランプリに出ていた頃、あの時はずっと大阪でした」と懐かしそうに語り、東京進出については「東京が遊びに行くという場所から、進出する場所、戦いに行く場所に変わった瞬間で、いよいよこの戦場に自分は立ったんだという感動は憶えていますね」と気持ちの変化を回想。さらに、「代官山を歩いていて有名人を3人くらい見たんですけど、誰も動じていなかった。自分としても『M-1決勝に出たオレだよ』みたいな空気を出したけど、誰も声かけてくれなくて、ヘイ東京! と思いました」と笑いを交えて上京エピソードを披露した。
5000円だけを握りしめて東京に移り住み、貧乏な生活を送った経験があることを明かした満島は、「東京に来てもどうにかなると思ったのは、働こうと思えば、働ける場所がたくさんある。人がいるということは出会いがたくさんある。求めていることは人に聞いていけば、いつかたどり着けるだろうと思っていた」とコメント。上京して辛かったことを聞かれると、「人が冷たいと感じた時が1番辛かったかもしれないですね。生活が辛いのは自分のことだし、強くなれる。良い経験としてあとで語ることができますしね」と赤裸々に語りつつ、東京で優しさに触れた体験を振り返ると、「人が冷たいだけじゃないことに気づけたことが、自分が成長できた大きな経験だったと思います」と東京で生活する中での喜びを明かしていた。
番組には、大阪出身のなにわ男子・西畑大吾、青森県出身の王林も出演する。