木村カエラ、韓国でME:Iにサプライズ再会 “金言”授ける「良い悪いも同時にやって来る」

歌手の木村カエラが、ドコモの映像配信サービス・Lemino(レミノ)で配信中の『木村カエラと行く!日プガールズ思い出めぐりin韓国』に出演。国民プロデューサー代表と司会進行を務めたガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS(日プ女子)』の合宿地・韓国を訪れ、日プ女子の思い出をめぐっている。配信最終話では木村が韓国で、4月17日にデビューを控えるME:I(ミーアイ)と再会した。

木村カエラ【写真:ENCOUNT編集部】
木村カエラ【写真:ENCOUNT編集部】

“自分を中心に時代が動く瞬間”を語る木村カエラ

 歌手の木村カエラが、ドコモの映像配信サービス・Lemino(レミノ)で配信中の『木村カエラと行く!日プガールズ思い出めぐりin韓国』に出演。国民プロデューサー代表と司会進行を務めたガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS(日プ女子)』の合宿地・韓国を訪れ、日プ女子の思い出をめぐっている。配信最終話では木村が韓国で、4月17日にデビューを控えるME:I(ミーアイ)と再会した。

 日プ女子はJO1やINIを誕生させた日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾。デビューを目指して集まった101人の練習生たちが、専門的なトレーニングとテストに取り組み、挫折を乗り越えながら共に成長していく姿が放送された。

 23年12月16日に開催されたファイナルステージで、国民プロデューサーの投票によって笠原桃奈(1位)、村上璃杏(2位)、高見文寧(3位)、櫻井美羽(4位)、山本すず(5位)、佐々木心菜(6位)、飯田栞月(7位)、清水恵子(8位)、石井蘭(9位)、海老原鼓(10位)、加藤心(11位)が選ばれ、ME:Iとしてデビューが決定した。

 韓国で日プ女子の思い出の地をめぐった木村は、最後にサプライズでME:Iに会いに行くことに。ME:Iメンバーは、プロフィール写真の撮影をした韓国のとある会場を訪れ、ニセ番組で木村へのメッセージコメントを撮ることに。美羽と蘭が体調不良で欠席する中、9人がそれぞれ木村に感謝の気持ちを伝え、最後にカメラに向かって「カエラさん、会いたいです~! 大好きです!」と全員で呼びかけた。すると隠れていた木村が「私も大好き~!」と大声で返事しながら登場。突然の木村のサプライズに9人は涙を流して喜んだ。

 この日、ME:Iのメンバーと木村は焼肉を食べに行くことに。現在ME:Iは、デビューに向けてボーカルや韓国語のレッスンの他、新曲のレコーディングや撮影を行っているという。木村は「ファイナルの時のみんなのパフォーマンス、やばかった!」と振り返った。すずから「何がやばかったですか?」と聞かれると、「全部!」と即答。「あの時、どういう(精神)状態だったの?」とたずねると、メンバーは口々に「訳が分からなかったです」「これが最後なのかも分からない」「なんともいえない緊張感」「当日はあっという間だったね」「『順位発表です』って言われて、『え、もう終わっちゃうの』って」と当時の様子を振り返った。

 木村は、「私はデビューして今年で20年なのね」と伝え、「“自分を中心に時代が動く”って、ああいう瞬間なの」と語った。「(ファイナルの時に)みんなが“時代を動かしてる”って思った時に、自分がデビューしてワーっと急に自分の曲が売れた時が、ああいう時間だった」と重ねた。「なんかめまぐるして、訳が分からなくて……。もう心と体もワーってなって、見失うんだけど1つのことに向かっている。久しぶりに(感じた)。最近あんまり(そういう感覚を)感じなかった」と、当時の状況を思い返た。「“うわっ”と、時代や時空がゆがむくらい、みんなと一緒にいる時間に(自分のデビュー時を)感じていた」と伝えた。

 さらに木村はデビューにあたり、「物事の良い悪いも同時にやって来る。それが売れるってこと」と説明。「良いことだけ言われている時は売れないし、悪いことだけ言われていても売れない。同時に同じように上がってきた時は動く。それを目の当たりにして、『すげぇ!』『かっけえぇ!』みたいな、それを味わえたこともすっごい貴重だった」と語った。

 恵子がデビューに向けた不安と緊張を口にすると、木村は自身のデビュー時に「不安は持たないようにしていたかな」と振り返った。「というのは、こんなにうれしいこと、ないじゃん」と語り、「私がデビューする場合は、デビューして(から人に)知ってもらう。でもみんなの場合は、もう待っている人がいる。私がME:Iだったら、『私たちの勢いについて来れんの?』みたいな感じ。『ついて来い! 走りだすぞ!』って気持ち。その準備を今しているんだから」と背中を押した。

 鼓から、うまくいかなかった時に落ち込んでしまうことを相談されると、木村は「難しいよね。落ち込むと歌えない。それは全員同じなの。歌えるもんじゃないよね、ノってないと……」と寄り添った。そして「そういう時は1回、ちょっとトイレ行ってきますとか、1回その場所から離れる。とにかく、『自分でどうにかできる術』を身につけていく」と説明し、「でも、できるようになる」と応援した。

 最後は木村が、メンバー1人1人にあてた手紙を読み上げて手渡し。それぞれの良いところや魅力に触れ勇気づける木村の言葉に、メンバーは涙を流して喜んだ。

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