Sexy Zone改名前&4人体制ラストライブ 中島健人は涙の別れ「全部が青春」「心から感謝」

Sexy Zoneが31日に、生配信で「Sexy Zone ONLINE LIVE」を開催した。グループ名の改名とメンバーの中島健人(30)の卒業前最後のイベントとなった。

「Sexy Zone ONLINE LIVE」を行ったSexy Zone
「Sexy Zone ONLINE LIVE」を行ったSexy Zone

グループ名の改名と中島健人の卒業前最後のイベント

 Sexy Zoneが31日に、生配信で「Sexy Zone ONLINE LIVE」を開催した。グループ名の改名とメンバーの中島健人(30)の卒業前最後のイベントとなった。

 中島は3月31日をもってグループを卒業することを1月8日にSMILE-UP.の公式サイトで発表。2023年10月にはグループ名を改名することを発表しており、4月1日からは新しいグループ名に切り替わり、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡の3人体制となる。

 生配信開始の午後8時になると、Sexy Zoneのこれまで発売してきたCDのジャケット写真で画面がいっぱいに。間もなくして2022年の東京ドーム公演でも着用していたシルバーの衣装に身を包んだ4人の姿へと切り替わり、デビュー曲の『Sexy Zone』を歌唱。続く『RUN』では、中島は歌詞を「それでもなにかを『ありがとう』」とアレンジした。

 MCタイムへ入ると、菊池が「一人でも多くの人に見てほしいということで、配信でやらせていただいております」と説明。しかし、“配信”ということを利用して、映らないところで菊池が変顔を披露していたことをメンバーが暴露した。「あれはやばいよ」「でも、ファンの方には『最後までSexy Zoneらしい』って思ってもらえるんじゃない?」と彼ららしさが垣間見られた。

「Sexy Zone ONLINE LIVE」を行ったSexy Zone
「Sexy Zone ONLINE LIVE」を行ったSexy Zone

 過去にグループでドバイやハワイに行ったときの写真を表示し、当時の思い出を語り合う一面も。全ての写真には、22年末にグループを卒業したマリウス葉さんの姿も映し出されていた。

 突然、菊池が「異国の地から見てくれている“現地コーディネーター”がいまして……」と紹介すると、Sexy Zoneのスタッフパーカーを着用したマリウスさんがサプライズで登場した。メンバーが画面の向こうに「見てる?」とマリウスさんに呼びかけると「(配信を見ていて)こっちまで緊張する」と一言。マリウスさんも過去の思い出トークに加わった後に、30日に24歳の誕生日を迎えたマリウスさんに向けて「おめでとう」とお祝いをした。

 後半の1曲目のスタンバイ位置に立つと4人が向き合い、4人として発売した最後のシングル曲『puzzle』を歌唱。さらには、ミュージックビデオ内の佐藤のポーズが話題になっている『With you』や『バィバィDuバィ ~See you again~?』『夏のハイドレンジア』『本音と建前』『Sexy Summerに雪が降る』などの人気曲をメドレーで披露。

 そして、メンバーが横一列に並び、中島はファンに向けて言葉を送った。

「このグループの形として僕が汗をかけるのも今日が最後です。今回いろんな話し合いやお互いに発展的になれるような時間を過ごすにはどうしたらいいのかを積み重ねてきて、グループとしてこのような答えを出しました。オンラインライブを準備していただけたことを感謝しておりますし、見ているくださっている方に心から感謝しています」と感謝を伝えた。

「Sexy Zone ONLINE LIVE」を行ったSexy Zone
「Sexy Zone ONLINE LIVE」を行ったSexy Zone

 さらに、中島は松島へ「アイドルとして最強になっている姿を間近で見させていただいて『負けられないな』と刺激をもらっていました。アイドルとして尊敬しています」とお兄ちゃんとしての言葉を送った。

 続けて、佐藤へ「お前かっこよくなったな。舞台とか活躍しているし、勝利はSexy Zoneのセンターだったけど、次は世間のセンター取りに行きなよ。それは自分も負けないようにしたいし、いつまでも応援しています」と続けた。

 最後に、菊池へ目を向けると「一番付き合い長いもんね。ほんとうに……」と言葉をつまらせ、こらえきれず涙を流した。「ほんとうに嫌いだったときも好きだったときも全部が青春だったと思うわ。全部が青春だったし、自分を強くしてくれた、メンバーのなかでもほぼ同い年だし、お前がいてくれたから強くなれたよ」と感謝の気持ちを込めた。

 その言葉を受け、菊池も「中島と出会ってなかったらデビューしてないと思うんですよね。それだけ腐っていたときもあったし。中島がシンメじゃなければ俺は腐っていたと思うし、出会えて良かった。もしかしたらファンの子からしてもスタッフからも『お前が止めないと』っていうのがあったと思うんですけど、俺は止められなかったっすね。だってさ、曲がかかるとコンディションが分かるんだもん、この人の。そんな人のことをさ、止められないよね。僕らも負けずにがんばりますんで」と力強く語った。

 そして、最後には中島が「みなさんにこの言葉が届きますように、それでは聞いてください」と曲振りの言葉を述べ、それぞれが1本のバラを手に『Congraturations』を歌唱。歌い終えると「僕らとみなさんでこの名前叫びますか」といつもの“Sexy Zoneコール”で幕を閉じた。

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