勝地涼、マスコミとの距離感は「持ちつ持たれつ」 芸能記者には「この先も撮られたい」

SUPER EIGHTの丸山隆平、俳優の勝地涼、恒松祐里が31日、都内で行われたBunkamura Production 2024「ハザカイキ」のプレスコール後の囲み取材に、作・演出の三浦大輔氏とともに参加した。

取材に答えた勝地涼【写真:ENCOUNT編集部】
取材に答えた勝地涼【写真:ENCOUNT編集部】

複雑な心境を吐露「簡単に撮られるとは思わないで」

 SUPER EIGHTの丸山隆平、俳優の勝地涼、恒松祐里が31日、都内で行われたBunkamura Production 2024「ハザカイキ」のプレスコール後の囲み取材に、作・演出の三浦大輔氏とともに参加した。

 構想7年を費やした三浦氏の新作舞台では、“時代の価値観の変容に踊らされる人々”を描く。芸能界を舞台に、マスコミとタレントという特殊な関係の中、現代に振り回されながら葛藤し続ける人間たちの揺らぎを、三浦独自の視点で浮き彫りにする会話劇が展開される。

 芸能記者のイメージを問われた一同。勝地は「そうですねぇ。僕もいろいろありましたから……」とコメントしてその場を笑わせ、「いろんなことを書かれて、憶測の記事もあったり。それで苦しむ時間もあったけど、でもこうして作品を宣伝してくれたりもして。マスコミの方とは持ちつ持たれつ、なんじゃないかな」と語った。

 続けて「昔、つけ麺屋さんからめちゃくちゃカッコつけて出てくるところを撮られたことがあって。それを記者の人に聞いたら、もともと他の人を追いかけていたけど空振りに終わった。飯でも食おうかと思ったら、勝地涼がのん気につけ麺屋に来て、ラーメン食べていたっていう記事になったらしい」と紹介して苦笑い。

「それ誰が読んで面白いんだろう(笑)」としながらも「撮られることイコールうれしいことでもあるので、複雑」。これには丸山も賛同し、「複雑ですね。注目されていなかったら撮られないし、撮られなくなっても終わりだろうし、撮られても終わりでもあるし(笑)」とタレント側の複雑な胸の内をのぞかせた。

 報道陣から「では“撮られる”と“撮られない”どちらがいいか?」と二択を迫られると、勝地は「俺はこの先も撮られたいです!」と宣言。しかし「簡単に撮られるとは思わないで」とけん制して笑わせた。

 本作は3月31日から4月22日まで東京・THEATER MILANO-Za、4月27日から5月6日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。

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