サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS（日プ女子）』から誕生した11人組のガールズグループ・ME:I（ミーアイ）が、ドコモの映像配信サービス『Lemino』の配信番組『ME:Iの夢みたい！』（木曜午後9時）に出演している。

　ME:Iは、JO1やINIを誕生させた日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾から誕生。デビューを目指して集まった101人の練習生たちが、専門的なトレーニングとテストに取り組み、挫折を乗り越えながら共に成長していく姿が『Lemino』で放送された。23年12月16日にファイナルのパフォーマンスが行われ、国民プロデューサーの投票によって笠原桃奈（1位）、村上璃杏（2位）、高見文寧（3位）、櫻井美羽（4位）、山本すず（5位）、佐々木心菜（6位）、飯田栞月（7位）、清水恵子（8位）、石井蘭（9位）、海老原鼓（10位）、加藤心（11位）が選ばれた。

『ME:Iの夢みたい！』はME:I初の冠番組で、メンバー11人の『やりたいこと』をかなえる。28日に配信された第4回の後編では、恵子がDJとなるラジオ番組コーナーが放送された。今回のゲストは恵子と同じラップ担当の璃杏と、クールビューティー担当の心菜。今回は、3人がオーディションを受ける前の様子が明かされた。

　高校2年生の17歳の女性からお悩み相談を受けた3人。女性の夢はヘアメイクで都内の専門学校に行きたいが、母親から反対されているという。「自分の人生なので自分で決めたい気持ちが強いのですが、母になんと説得すればいいのか」と悩んでいた。

　女性の悩みを読み上げた恵子は、「私も経験者です。父に反対されました」と、オーディションを受けることを反対されていたと告白。「お父さん、見てる～？」と画面越しに声をかけながら、「親として、心配なことはある。反対された時は『なんや～』って思うけど、それも愛なので、そこは分かってあげてほしい」と、親の気持ちにも理解を向けた。しかし「説得するのは難しいので、自分が結果を見せていくしかない」と語り、「ヘアメイクさんになりたいならどんどん行動して、学んで、いっぱい結果を残して、“心配な状況”から抜け出させてあげる。素晴らしい結果を残せば、お母さんも『自分の娘、素晴らしい』ってなる」とアドバイス。「ぜひ頑張って、私たちのヘアメイクさんになってください」と呼びかけた。

　また璃杏はオーディションを受ける前に、「『私の人生なんだけど』ってお母さんに言った」と明かし、「明日、隕石が落ちて死ぬかもしれない。いつ死んでもいいように生きたい。食べたいものも絶対我慢したくない、買いたいものも我慢したくない、だって明日死ぬかもしれないから。そういうマインド」と語った。「いつ死ぬかわからないので、『限られた時間、自分の好きなことをやっていきましょうよお母さん』って言った方がいい」と背中を押した。

　また心菜は、オーディションを受ける前に留学が決まっていたといい、すでに飛行機も予約していたという。しかし同じ時期にオーディションを見つけ、「『受けたい』と言ったらめちゃくちゃ反対されて……」と明かした。反対された心菜は、「私は毎日（受けたいと）言いました」と語り、「自分の意志を全部伝えました。『絶対デビューする』って」と伝え続けたという。「なんとか受けさせてもらえて、今ここにいます」と、夢をつかむまでの道のりを振り返った。