SMILE-UP.、スタッフによる性加害は“認識”「既に調査済み」「申告内容の検証と被害救済に真摯に対応」

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は28日、公式サイトを更新し、同日にBBCニュースが報じた「東山紀之社長インタビュー」についての見解を示した。

SMILE-UP.【写真:ENCOUNT編集部】
SMILE-UP.【写真:ENCOUNT編集部】

BBCが東山社長に行った単独インタビューを配信

 SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は28日、公式サイトを更新し、同日にBBCニュースが報じた「東山紀之社長インタビュー」についての見解を示した。

「本日、BBCニュースにて、故ジャニー喜多川以外の旧ジャニーズ事務所所属のスタッフ2名が性加害を行っていたこと(以下、「本事象」といいます。)を弊社社長の東山紀之が聞いていると申し上げた旨の報道がされました。弊社は、昨年の『外部専門家による再発防止特別チーム』(以下「再発防止特別チーム」といいます)の調査の時点で本事象を認識しており、当該2名について再発防止特別チームにもご説明済みです」

 その上で、「本事象については再発防止特別チームにおいても、既に調査済みです。また、当該スタッフについては、昨年9月までに関係法令及び就業規則等に従って厳正に対処しました」「なお、これまで弊社に性被害を申告されてきた方々からは、本事象の具体的な申告は受けておりません。今後、本事象についての申告があった場合は、申告内容の検証と被害救済に真摯に対応してまいる所存です」としている。

 BBCが同日に配信した東山社長に行った単独インタビューによると、性加害をしていたスタッフについて、東山社長は「僕が今、聞いているのは2人」と説明。警察への情報提供については「当事者の人たちが刑事告訴をしたら、僕らとしては全面的に協力します」などと話している。

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