今田耕司、漫画家に俳優とマルチに活躍する矢部太郎を絶賛「芸人のひとつの指針に」

芸人の今田耕司と矢部太郎が27日、都内で行われたコミックエッセイ『プレゼントでできている』(新潮社)刊行記念トークイベントに登壇。今田が漫画家、俳優としても活躍する矢部を絶賛した。

イベントに登壇した今田耕司(左)と矢部太郎【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した今田耕司(左)と矢部太郎【写真:ENCOUNT編集部】

矢部太郎、3年ぶりのコミックエッセイ『プレゼントでできている』

 芸人の今田耕司と矢部太郎が27日、都内で行われたコミックエッセイ『プレゼントでできている』(新潮社)刊行記念トークイベントに登壇。今田が漫画家、俳優としても活躍する矢部を絶賛した。

 矢部にとって3年ぶりのコミックエッセイとなる本作は、職業柄かその細い見た目からか、人からよく「もの」をもらう矢部が、有形無形を問わないさまざまな「もらう・あげる」の体験を描いた作品。矢部が長年お世話になっている先輩芸人、今田耕司がスペシャルゲストとして登場した。

 矢部が大河ドラマ『光る君へ』にも出演したことが話題になり、今田は「大河に出る前から、個性的だから矢部を使いたい監督がいるのだと思う。普通に映画とか見ていたら出てくることがある。『全裸監督』見ていたら、急に矢部が出てきた」と回想。「舞台、お芝居をしていたり、そういう経験を積んで大河まで行く。いろんな所に種をまいて、年齢と共に花開いていく」と話すと、「(明石家)さんまさんを目指す人がいれば、若手で千鳥を目指す人もいる。矢部みたいに明るくおしゃべりするタイプはないけど、何か表現したい人も吉本にはたくさんいるので、ひとつの指針になっている」と矢部の活躍をたたえた。

 自身も中学生時代に漫画家を目指していたことを明かし、「若い時にやるのもいいですけど、矢部みたいにいろんな経験を積んで表現するというのはベストな状況かもしれない」と分析。「大河の現場の話なんかも、吉高由里子さんとのエピソードとかも漫画で知りたい」と本作の第2巻に期待すると、矢部が気象予報士の資格を取得していることにも触れて「よくよく考えたらすごいな。何でもチャレンジしておくものやな」と感心していた。

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