NHK林田理沙アナ、ニュース伝える原点は『ブラタモリ』 「素朴な疑問を持つことが大切」
NHKの林田理沙アナウンサーが27日、都内で行われた同局の報道番組『ニュースウオッチ9』(月曜~金曜、午後9時)および『サタデーウオッチ9』(土曜、午後9時)の取材会に出席した。自身の原点、そして『サタデーウオッチ9』における今後の取り組み姿勢などに言及した。
『ニュースウオッチ9』から『サタデーウオッチ9』へ移籍
NHKの林田理沙アナウンサーが27日、都内で行われた同局の報道番組『ニュースウオッチ9』(月曜~金曜、午後9時)および『サタデーウオッチ9』(土曜、午後9時)の取材会に出席した。自身の原点、そして『サタデーウオッチ9』における今後の取り組み姿勢などに言及した。
現在『ニュースウオッチ9』のキャスターである林田アナは、新年度の4月より『サタデーウオッチ9』へ移籍する。以前アシスタントを務めていた番組『ブラタモリ』が原点になっているという。
冒頭のあいさつで林田は「ニュースを伝える中で原点となっているのは、『ブラタモリ』で『なぜ?』、『どうして?』という素朴な疑問を持つこと、そして多角的な視点で物事を捉えることの大切さです」と言い、「少しでも、皆さんの不安や知りたい(という気持ち)に応えることで、皆さんが心穏やかに過ごせる、そこにお役に立てればと思い、ニュースを伝えてきました」と話した。
『サタデーウオッチ9』では「SNSなど、情報の渦の中で『この情報って正しいんだろうか?』と不安に感じることがあります。その中で一番信じられるのは、自分の目で確かめた情報。見てくださっている方と一緒にその思いを共有しながら、情報というジャングルの中で、正しい情報を確かめに行く。そのような思いで取り組んでいきたいと思います」と語った。
今回の取材会には、『ニュースウオッチ9』より広内仁キャスター、佐藤真莉子キャスター、星麻琴アナウンサー、岩田敏志編集長が、『サタデーウオッチ9』より伊藤良司キャスター、石丸容子編集長が出席した。各番組とも、新年度から新たなキャスターを迎え、「情報空間の参照点」の提供および「顔の見えるジャーナリズム」を目指して、新時代のニュースの創造を目指す。