『全力坂』番組史上初の海外ロケ敢行 地中海に浮かぶ“マルタ島”で駆け上がる
テレビ朝日系『全力坂』(月~木曜、深夜1時20分)が4月から放送20年目を迎える。4月1~4日の第1週放送回で、番組史上初めてとなる海外ロケを敢行したことが28日、分かった。
2005年4月から放送
テレビ朝日系『全力坂』(月~木曜、深夜1時20分)が4月から放送20年目を迎える。4月1~4日の第1週放送回で、番組史上初めてとなる海外ロケを敢行したことが28日、分かった。
2005年4月から放送を続けている、平日深夜の恒例ミニ番組『全力坂』。東京に数多くある坂道を、俳優の吹越満による「この坂もまた、実に走りたくなる坂である」というおなじみの紹介ナレーションとともに、ひたすら全力で駆け上がるという唯一無二のバラエティー番組だ。
そんな『全力坂』がこの春に放送開始20年目を迎える。今回、20年目最初の週となる1週目は、特別企画として、番組として初めての海外ロケを敢行。地中海に浮かぶ美しい海に囲まれた“マルタ島”で、絶景の坂を駆け上がる。
4月1日は「要塞都市チタデルの坂」。マルタ共和国で2番目に大きな島、ゴゾ島の主都・ヴィクトリアの中心にある、要塞都市チタデルに立つゴゾ大聖堂脇の坂道を全力で駆け上がる。2日の放送では、マルタ島とゴゾ島を結ぶフェリーが到着する、ゴゾの玄関口・イムジャール港を見下ろすことのできる坂道へ。
3日の放送は、マルタの首都ヴァレッタにある、騎士団長の宮殿に登る「アーチビショップストリートの坂」。騎士団長の宮殿は、現在は大統領府や政府機関として使用されているという背景も。4日放送の「聖アンジェロ砦の坂」は、オスマントルコ帝国の攻撃に備えてマルタ騎士団が16世紀に築いた、スリーシティーズのビルグにある要塞の中を駆け上がる貴重な場面も。
番組のナレーションを担当する吹越は、放送開始20年目を迎えて「1000回を過ぎ、2000回を超え、3000回を迎え、次は4000回記念。まだまだ先かぁ、と思っていたらなんと4000回の前に20周年!? その刻み方があったか!」と驚きを口にすると、「2000回では双子の姉妹に、3000回では僕が走ったりしましたが、さて20周年は? なんと、初の海外ロケ! マルタ共和国の坂だってよ! その祝い方があったか!! というわけで、お楽しみに。引き続き宜しくお願いいたします」と呼びかけた。