読売テレビ系報道番組『ウェークアップ』（土曜午前8時）が、4月からリニューアルされることが26日、分かった。また、弁護士で中央大法科大学院教授も務めるキャスター・野村修也氏について、30日の出演が最後になることも発表された。

『ウェークアップ』は1991年より、毎週土曜午前8時から全国ネットで放送されている報道番組。MCは2021年3月から、読売テレビの中谷しのぶアナウンサーと野村氏が務めている。

　野村氏は、東日本大震災から12年となる23年3月11日の放送に合わせて福島・双葉町と福島第一原発を現地取材し、現状や課題を伝えた。

　また同年5月、ロシアによるウクライナ侵攻が続くなか広島で行われたG7広島サミットでは、原爆ドーム前の建物に作った特設スタジオから、現場の緊迫感ともにニュースを伝えた。

『ウェークアップ』番組プロデューサーは「実はダジャレ好きでおちゃめな面もある野村さんですが、MCとして、専門の法律はもちろん、幅広い知識に裏打ちされた視点で、ニュースを伝え続けていただきました。そのために睡眠時間を削って準備されていることを私たちスタッフは知っています。真摯（しんし）にウェークアップに向き合ってくださった野村さんに心から感謝申し上げます」と野村氏にメッセージを送った。

　また、後任など4月からのリニューアル内容については、「今後の続報をお待ちください」としている。