タレント・上沼恵美子が24日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ！』（日曜午前11時40分）に出演。ドジャース・大谷翔平の元通訳で違法賭博に関与した疑いで球団を解雇された水原一平氏に言及した。

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　話題が水原元通訳の解雇騒動に移ると、上沼の表情は一変した。大谷の口座から多額な金が送金されていたことなどが説明された後、「水原さんが通帳なんか預かってらっしゃてことなんですかね」と疑問を口に。詳細は不明なままだが、「タレントは経費の口座ってありますよね。それはマネジャーに預けてますね。チェックしますけどね」と自身と置き換えた。元レッドソックスで活躍した岡島秀樹氏の妻でフリーアナウンサーの栗原由佳は「スポーツ選手はそんなにお金に詳しくなかったりとか、全部銀行口座とかも英語で書いてあるので、結局通訳の人を挟まないとできないってなれば、そこに1人入ってくれるってのが大事だったと思うんですよね」と見解を示した。

　高田純次が「公式戦始まったけど、大谷が出なくなるようなことはあります？　ちょっと休むとか」と声を上げると、上沼は「何かあるんですか、問題。大谷さんはどこが悪いんですか」と険しい顔に。大谷が、水原氏が違法賭博で作った借金と認識して肩代わりし、ブックメーカーに送金していた場合は責任問題になることなどが説明された。

　上沼は「難しいなぁ」とぼやき、「『助けたるよ』ってなことを、もしも私でも言うような気がするんですよ。こんだけお金ないけどね。3500円ぐらいだったらね。『出したろか』って1万円ぐらいだったら。（それが賭博に使われるのは）あかんってことなんですよ。法律っていうのはすごい細かいからね」と続けた。そして「最悪、大谷さんが試合に出れないってことがあるんですか？」と悲しげな声で話すと、「いや、これホントに心配」と思いを吐露。徐々に水原氏への怒りがこみ上げ、「こんな幸せの塊のとこへ、しょうもないこと。ねえ。何じゃこりゃ」と語気を強めると、「（開幕した）このタイミングで。どういうこっちゃ。怒ってもしゃあないねんけども。（大谷も）取り調べなんかは絶対受けるんじゃないかな」と残念そうにコメントした。

　大谷が二人三脚で歩んできた“相棒”のまさかの事件。上沼は「信頼度が違うじゃない。真美子さんが今いらっしゃるけど、やっぱり片腕というのか頼りにしてはったと思いますよ。その人がこんな裏切りをしてたっていうのがショックやわ。経理士さんとか、そんなんじゃないもん。横にいてて友達でもあるし、頼りにしてるし、なんだかんだいうても相談相手であっただろうしね。その人がこんなことやってたらショックやわ。試合と関係ないと思うけど、やっぱり人間ですからね。（大谷は）優しい方やろうからね。ナイーブだと思うのよね」と大谷の心境を気遣った。

「頼りにしてた相棒がそれやったら、ホンマにやってられへん」と嘆くと、「幸せいっぱいで『オーラありがとう』いうてるときに、いらんことしよったな、これ。とにかく調べていいようにはなると思いますけどね。水原さんも自分のお金やないことわかってるわけですやんか。賭けてるときに」といら立ちを口にした。大谷の通訳だったことで狙われ、『カモ』にされたという見方を聞くと、「なるほど。ああ、そうか」とうなずいたが、最後まで大谷が心配そうだった。