堺正章、希少車の海外流出に嘆き オーナーへ向け力説「日本のなかでスライドしていければ」
俳優で歌手の堺正章が24日、都内で開催された自身が主宰を務めるCLUB ROTONDOのクラシックカーイベント「SUPER MUSEUM2024」に出席した。
「SUPER MUSEUM2024」に出席
俳優で歌手の堺正章が24日、都内で開催された自身が主宰を務めるCLUB ROTONDOのクラシックカーイベント「SUPER MUSEUM2024」に出席した。
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「SUPER MUSEUM2024」は、全国から選考された珠玉のクラシックカー20台を招待し、その走りを披露。さらにクラシックカーの文化的価値や世に生み出された時代背景などが語られるイベント。
「1929年アルファ・ロメオ6C 1750 SS」の前に登壇した堺。「昨年からスタートして2年目。1925年~1965年までのスポーツカーの歩みが詰まっています」と語ると「アルファの1750は、なかなかの逸品ですよ。ほかにもすてきな車がたくさんあるので、ぜひ観てほしいです」とアピールしていた。
クラシックカーの魅力について「壊れやすいのがいい」とあげると「乗っていても壊れる、乗らなくても壊れる。大事に保つためにはこういったイベントは必要だと思う。半分は止まったままで、なるべく動かしてもらわないと」と語る。
またどれだけオーナーが車に愛情を注ぐかということが大切だというと「やっぱりビジネスが入ってきてしまい継承されていってしまうと悲しい。クラシックカーは希少価値で、海外に出すと3~4割高くなってしまう。だからこそこういうイベントを行って、日本のなかでスライドしていければいいですね」と理想を語っていた。
イベントにはクラシックカー愛好家の雅楽師の東儀秀樹も参加。囲み取材では、クラシックカーの維持費が非常にかかることから、「コンビでなにかしましょう」と語って報道陣を盛り上げていた。