『魔女の宅急便』宮崎駿監督そっくりな人物が登場していた ジジが「ただの猫」に戻った理由とは
スタジオジブリのアニメ映画『魔女の宅急便』が22日、日本テレビ系『金曜ロードショー』(午後9時)で放送された。番組公式Xで、物語に関するネタバレが投稿された。
『金曜ロードショー』で22日放送された
スタジオジブリのアニメ映画『魔女の宅急便』が22日、日本テレビ系『金曜ロードショー』(午後9時)で放送された。番組公式Xで、物語に関するネタバレが投稿された。
(※以下、番組の内容に関する記述があります)
同作は、13歳の魔女見習い・キキが、一人前の魔女になるため新しい町で出会った人々との出会いとふれあいを通して成長していくストーリー。飼い猫のジジは物語の中盤まで人間の言葉を使ってキキと会話していたが、キキが魔法の力を失いかける場面からラストシーンまで人間の言葉を話さなくなってしまう。
この件について、番組側は「再び飛ぶことができる様になったキキですが、#ジジ は喋らないままです。実はキキの魔女の力が弱くなってしまったからではなく、キキが新たな一歩を踏み出したからこそ、ジジが『ただの猫』に戻ったという事なんです」と説明した。
そして、鈴木敏夫プロデューサーのインタビュー内容として「(ジジは)ただのペットじゃなくて、もうひとりの自分なんですね。だからジジとの会話っていうのは、自分との対話なんです。ラストでジジとしゃべれなくなるというのは、分身がもういらなくなった、コリコの町でちゃんとやっていけるようになりました、という意味を持っているわけです」と記述した。
また、キキがデッキブラシを借りたおじいさんのシーンについても「画面の右上にいる眼鏡をかけた男性…… 誰かに似ていると思いませんか? そう、制作当時の #宮崎駿 監督にそっくり 作品のパンフレットでも『きっとご本人の知らないまに、アニメーターの人が、いたずらしたのかもしません』と紹介されています」と明かした。
※宮崎駿監督の「崎」の正式表記はたつさき