望海風斗、アンジェラ・アキが提供した新曲は「新鮮な空気で心の中が満たされました」
ミュージカル俳優の望海風斗が20日、都内の日本青年館ホールで望海風斗ドラマティックコンサート『Hello,』初日公演を開催。イベント前、ゲネプロの模様が公開され、囲み取材が実施された。
望海風斗ドラマティックコンサート『Hello,』がスタート
ミュージカル俳優の望海風斗が20日、都内の日本青年館ホールで望海風斗ドラマティックコンサート『Hello,』初日公演を開催。イベント前、ゲネプロの模様が公開され、囲み取材が実施された。
2021年に退団するまで宝塚歌劇団雪組のトップスターとして活躍した望海は、数多の作品で主演を務めミュージカル界のトップ俳優として人気を拡大中。歌唱力を武器に、本格的な歌手活動が始動し、ツアー初日にポニーキャニオンより音楽配信をスタートした。
望海は本ツアーのタイトルについて、「春に開催するということで、すてきな出会いがあったらいいなという思いを込めて『Hello,』とつけました」とコメント。披露する19曲は、「最終的に歌いたい歌を選曲しました。ミュージカルの曲が一番多くなっていて、今回はそれだけではなく、ポップス、海外の曲、いろんなジャンルを歌い分けられたらおもしろいと思い、そんな選曲にしています」と説明した。
メジャーリリース第1弾の新曲『Breath』は、アンジェラ・アキが復帰後、初の楽曲提供。「生きていればいろんなことがあり、喜びの瞬間よりも、悲しかったり、孤独だったり、そういう時間が意外と多いのではないかと思う。今の自分をしっかり抱きしめてあげられるのは自分しかいないと思うので、そんな曲になったらいいなというのは、アンジェラさんにお伝えしました」と思いを明かし、「このような曲を生み出してくださって、最初にデモを聞いた時、すごく心が洗われて、新鮮な空気で心の中が満たされました。聞いてくださるみなさんにも、本来の自分に立ち返る、そんな時間を過ごしてもらえたら」とアピールした。
役者と歌手の二刀流で活動することについては、「2つやるからこそ見えてくるものもある。今はポップスの難しさを感じているけど、ポップスをやってみたら気づけるミュージカルのことだったり、また新たな喉の筋肉も手に入れられると思うので、二刀流を頑張って育てていきたいです」と言及。メジャーデビュー当日にメジャーリーグが開幕し、二刀流にちなんで大谷翔平選手に絡めたコメントを求められると、「コツコツと努力を積み重ねて、いい球が打てるように狙いを定めて、三振を恐れず振り続けていきたいと思います」と意気込みを語っていた。