左利きの吉高由里子、『光る君へ』で右利き特訓 筆走らす撮影で悲鳴「なるべく減らして」
NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)のファンミーティングが18日、都内のNHKホールにて開催され、まひろ/紫式部役で主演務める吉高由里子、藤原道長役の柄本佑、藤原公任役の町田啓太、ききょう/清少納言役のファーストサマーウイカが参加した。
撮影は「震えながらやっています」
NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)のファンミーティングが18日、都内のNHKホールにて開催され、まひろ/紫式部役で主演務める吉高由里子、藤原道長役の柄本佑、藤原公任役の町田啓太、ききょう/清少納言役のファーストサマーウイカが参加した。
もともと左利きだった吉高は、本作のために右利きで筆の特訓を積んだ。3月17日に放送された11話でも右手で持った筆を走らせるシーンも登場した。撮影は「震えながらやっていますよ。なるべく映さないでくれって」といい、この日は監督ら関係者が来場していることから「なるべく減らしてください」とおちゃめにお願いする場面もあった。
まもなくウイカが演じる清少納言の筆のシーンも登場する。吉高が「ウイカの字を見せてもらったけど、めっちゃ上手! 練習しないで」と絶賛しつつ、焦りも。ウイカは「かなり特訓しました。もともと書道をやっていたけど、親に感謝ですね。(清少納言ファンに)叩かれると思って一生懸命練習しました」と苦労を明かした。
今回、本作のためにさまざまな稽古を積んだ吉高。ファンから「趣味として続けたいお稽古は?」と聞かれると、「どれも続かないと思う(笑)」と素直にぶっちゃけ。「でも宝物になると思う。もっとこの時代にしかない楽器を触ってみたいな」と語った。
また「右利きを練習して得になったこと」は、考えながら「ない」と苦笑い。「食べるのも右で練習していたけど、料理冷めるし『嫌だ』ってなったので左で食べる。藤原家にフォーク出してほしい」とコメントして笑わせた。
『光る君へ』は、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した紫式部(まひろ)が主人公。脚本は大石静氏が担当している。この日の模様は4月7日のNHK総合にて午後5時30分より全国放送される。