TOBE東京ドーム公演を世界へ配信 Number_i作詞のチャリティーソングも「笑顔や夢に溢れた日々を」
滝沢秀明氏が設立したTOBEが17日、東京ドームで初めての所属アーティストによる合同ライブ『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~』最終公演を開催した。三宅健、北山宏光、Number_i、IMP.、大東立樹、新グループのwink firstが出演し、会場に集まった約5万5000人に加え、Prime Videoでの配信を通し、世界中のファンにパフォーマンスを届けた。
14日~17日に各日1公演全4公演開催
滝沢秀明氏が設立したTOBEが17日、東京ドームで初めての所属アーティストによる合同ライブ『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~』最終公演を開催した。三宅健、北山宏光、Number_i、IMP.、大東立樹、新グループのwink firstが出演し、会場に集まった約5万5000人に加え、Prime Videoでの配信を通して世界中のファンにパフォーマンスを届けた。
ライブタイトル『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~』には、この時代に生きる全員が「主役」であり、全員が「HERO」になれるようにという意味を込めた。14日~17日に各日1公演全4公演開催し、22万人を動員した。
オープニングを飾ったのは7人グループのIMP.だ。グループカラーとなるマゼンタピンクの衣装に身を包み、メインステージ中央に登場。デビュー曲で小指を立てて踊る振り付けが特徴の『CRUISIN’』で息の揃ったダンスを披露し、トップバッターとして会場を盛り上げた。
続いて、北山はゴールドに輝くバイクに乗ってド派手に登場。会場内を走り回りながら披露した『JOKER』ではファンに接近し、「調子はどうだい! こっから世界に伝わってるぞ!」と呼びかけた。三宅はダンサーらとともにスモークのたかれたメインステージに登場し、新曲『BOY』ではどこか儚く切ない表情を見せ、会場を一気に大人な雰囲気へと変えてみせた。
照明が落ち、次はどこから誰が登場するのかと誰もが会場を見渡していると、メインステージの上空に真っ黒の衣装にサングラスを着用したNumber_iの3人が姿を現した。まさかの登場とスクリーンに大きく映し出された3人の姿にファンは大興奮になった。赤の照明に照らされながら『FUJI』を披露。歌い終え、MCタイムになると、神宮寺勇太が「東京ドーム、盛り上がってますか!」と呼びかけ、「改めて、僕たちがNumber_iです」とあいさつ。さらに「これが今、全世界で配信されています。すばらしくない?」と興奮気味に話すと、平野紫耀と岸優太も「ハロー!」と手を振って笑顔を見せた。
さらに、14日に結成を発表した5人組の新グループ・wink firstをNumber_iが紹介。wink firstは、キュートでポップな楽曲『キャンディ』を初々しい表情を見せながら歌い踊った。そして、白を基調とした衣装でセンターステージに一人で登場した大東は、バラード曲『消えないメロディー』で優しくあたたかい歌声を会場に響かせた。
前半ラストには、グループの垣根を越えたダンスコラボコーナーも。そして、Number_iの3人が作詞を担当したチャリティーソング『Be on Your side』を、リフターに乗ってよりファンの近いところで全アーティストそろって歌い上げた。平野は「たくさんの人に届き、多くの人が笑顔や夢に溢れた日々を送れるように願っています」と言葉を送った。
再び各アーティストが順に登場。レーザー照明に曲の歌詞にそった映像、炎・花火やミラーボールなどさまざまな演出で持ち曲を披露し、“らしさ”の詰まったステージでファンを魅了した。
最後には再びNumber_iが登場した。『Rain or Shine』や『Midnight City』に続き、彼らのデビュー曲『GOAT』のイントロが流れると、「待っていました」と言わんばかりの歓声が。「GOAT」という歌詞の部分では、拳を高く上げてファンを煽る一面も。ラストのサビでは炎や花火などの特攻で一気にラストスパートをかけ、大きな花火とともにステージを後にし、『to HEROes ~TOBE 1st Super Live』の本編が終了した。
それでも鳴り止まない歓声に、全アーティストがフロートに乗って再び登場。『CRUISIN’』『乱心-RANSHIN-』『Ready To Dance』『GOAT』をファンサービスしながら歌唱した。
そして、全員がメインステージにそろうと、北山が「僕たちは新たな一歩を踏み出したわけですけど、もう一歩目の発表をしたいなと」と切り出すと、三宅、北山、Number_i、IMP.が6月13~23日に東京・有明アリーナにて単独公演を開催すること、さらには本日のライブ映像が4月26日よりPrime Videoにてアーカイブ配信されることを発表した。ファンからの歓声が広がるなか、北山が「皆様の明日が僕たちのエンターテインメントで幸せになりますように」とメッセージを送った。そして、順にアーティストがステージを後にし、最後には平野が「センキュー、死ぬなよ」と“いつもの言葉”で幕を閉じた。