ナインティナイン・岡村隆史が主演の舞台『岡村隆史の花の駐在さん 東京へ行く』の東京最終公演が17日、東京・後楽のIMM THEATERで開催された。間寛平、ジミー大西、川畑泰史、原西孝幸（FUJIWARA）、おいでやす小田、ヨネダ2000、ミキらに加え、元プラス・マイナスで2月下旬に岩橋良昌（吉本興業から契約解除）とのコンビを解散した兼光タカシが出演。自虐ネタを連発した。

　東京マラソン開催を翌日に控え、警備の応援で大阪の駐在さんの岡村と原西が上京してきた設定。開始5分で唐突に登場した兼光は、岡村らと絡み、自ら切り出した。

「お金に困っているんですよ。急に仕事がなくなって」
「去年、家を買うたばかりなんですよ」
「2週間前に車を納車したんですけど、今は火の車です」
「もうすぐ、赤ちゃんが誕生します。妻は安定期ですが、僕は不安定期です」
「SNSで『きっしょい』って拡散しますよ」
「それ、エアガンですか？」

　観客から大爆笑を得た兼光は、芸人仲間や「ゴルフスイングの音」「お父さんのクシャミ」などマニアックなものまねも披露。終盤、原西がかつて逮捕した爆破未遂犯の役だったことを明かした後は、「岩橋、パンパンですよ」「1人、楽しいです」とまで口にした。

　解散騒動、岩橋のSNSでつぶやた内容も踏まえた兼光。同公演のポスターは急きょ、1人の写真に貼り替えられた痕跡があることも明かし、最後まで観客を楽しませていた。