上沼恵美子、北島三郎から歌手に誘われた過去「僕んとこ来なさい」 姉の影響で実現はせず
タレントの上沼恵美子が17日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(日曜午前11時40分)に出演。16日に北陸新幹線が金沢から延伸された福井・敦賀の思い出として、北島三郎から歌手に誘われたことを明かした。
「お姉ちゃんがいなかったらね」とも語る
タレントの上沼恵美子が17日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(日曜午前11時40分)に出演。16日に北陸新幹線が金沢から延伸された福井・敦賀の思い出として、北島三郎から歌手に誘われたことを明かした。
上沼は「敦賀なんて行ってみたいなあ。もうしばらく行ってないですわ」と話すと、「大昔、お姉ちゃんと漫才(海原千里・万里)やってたときに北島三郎師匠の前座の漫才で行った。そこで『歌手になりなさい』って北島さんに言われたの。私がね、お姉ちゃんはいらないって言われたの」と告白した。
「(会場は)すごい学校の講堂でしたから、3回公演。3回とも漫才のモニターが入ってたんやね、北島三郎さんの部屋に。(ネタに)歌を入れてたんですよ。『歌ってるのは誰?』って言うて、『姉妹漫才で妹の方です』って言うたら『呼んで来い』っていって行きまして。10代のときで、まだ16(歳)かな。(北島から)『あのねぇ、くだらない漫才やめて北島事務所に来なさい。僕んとこ来なさい。東京から学校に行って、歌手になりなさい』って」と回想。
「『えっ』私歌手になりたかったから、『ハァッ』っと思いました。『やったぁ』と思ってハッと思ってお姉ちゃんみたらこんな(いじけた)顔で。これから頑張ろうっていうたときやったから、お姉ちゃんがかわいそうで不憫で仕方がないの。『すいませんね』っていうて断って帰ってきたんだけど」と振り返った。
共演の高田純次から「お姉ちゃんがいなかったら歌手になってたってこと」と言われると、「そういうこと。お姉ちゃんがいなかったらね」と大げさに同意して笑いを誘った。高田が「いま簡単に敦賀に行けるようになった」と改めて話すと、上沼は「そう。だから敦賀ってなんかうれしいなって思いました」とまとめた。上沼は漫才時代に発売した楽曲『大阪ラプソディー』がヒットしている。