ざんばら髪の無傷力士・大の里は「優勝」 “にわか”大物芸人がドハマり「これはいける」
タレント・東野幸治が15日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。12日に大相撲春場所三日目を観戦したことを明かした。関西テレビ『マルコポロリ!』の収録後に、『ホンモノ―』で共演する落語家・桂三度こと渡辺あつむらとエディオンアリーナ大阪を訪れたという。当日は中継画面に映る姿がネットで注目されていた。
ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』
タレント・東野幸治が15日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。12日に大相撲春場所三日目を観戦したことを明かした。関西テレビ『マルコポロリ!』の収録後に、『ホンモノ―』で共演する落語家・桂三度こと渡辺あつむらとエディオンアリーナ大阪を訪れたという。当日は中継画面に映る姿がネットで注目されていた。
初ではなかったというが、なかなか味わえない体験に「めちゃめちゃ良かったです」と興奮さめやらぬ様子。席の場所も良かった東野は「まあ面白くて」と午後4時から約2時間を満喫。「あんな目の前で力士と力士、怪物と怪物がいうたら頭からゴンという音もびっくりですし」と迫力の瞬間を振り返り、至近距離での力士の入退場にも感激したことを明かした。地元・大阪出身の宇良が大関霧島を破った瞬間が一番盛り上がったといい、関西人のヤジも含め「ライブ体験というか、めちゃくちゃ好きになったというか」と声を弾ませた。
東野は、被災地・石川出身で現在6戦全勝の大の里のファンになったと明かした。観戦当日の大の里の取組は、トイレ休憩から戻ろうとしたところで、遠まきに見ただけだったという。ところが、「家帰って調べたんですよ、大の里。初日から。大ファンになりました」と告白すると、「めちゃめちゃすごい。めちゃくちゃすごいよね。きょう(15日)も勝ったんですよ。まだ連勝。土ついてないんですよ。きのうは不戦勝で。これね、行きます。千秋楽まで突っ走ります。これはいける。大の里、優勝狙える。受けてちゃんと押す基礎がしっかり(している)。スケールがでかいんですよ」と“にわか”ながら熱のこもった口調でさらなる進撃を予想。
「若いから誘惑、お酒、女の子とかそういうのを断ち切るために、ちょっと離れたところの部屋を選んで相撲道に精進してるっていうところも聞いてますし。これはいま現在無傷ですから。尊富士と2人が連勝してるんですよ。無敗同士なんですよ。これは行きますよ。なんやったら(千秋楽までに)もう1回、大阪場所に行かなあかんぐらいの気持ちやし」と力説。「(昨年夏場所初土俵で)マゲが結えてないけど優勝って十分考えられるし、勝手に石川あの辺り、地震あったから、あの人自身もちょっと背負いながら、会場もその雰囲気になってきてるっていうのは事実でございますし」と続けた上で、「ちょっと皆さん、大の里っていう名前をどうか覚えてほしいと思います」と懇願していた。
観戦翌日から大相撲関連のYouTubeやX(旧ツイッター)をフォローしたといい、「人気力士の戦いとかもずっと見てるから、面白いよね。今さらいうのもなんやけど、皆さん、あの相撲面白いです」と大笑い。
また、元横綱朝青龍とおいの大関豊昇龍がそっくりなどと相撲話が止まらない東野に対し、渡辺は「(会場で)芸人さんやから声でかなってましたよ。ちょいちょい。『あつむ、ちょい見て、見て見て。あっちの力士、顔見て。ちょんまげ結ってるから、なおさら古臭い顔してるな』とか。結構な音量で。たぶん周りに聞こえてたと思うんですよ。『東野さん、声でかいです。はしゃぎすぎ』(って)」と“暴走”を暴露。しかし、東野はひるむことなく「はっきり言わしてもらいます。当分、相撲続きます、オレん中で。(熱が)続いたら東京も行きますし、両国」と宣言。再び「とにかく皆さん、大の里、注目してほしい思います。『ざんばらで優勝』まで突っ走っていくと、『日本人で横綱狙えるんじゃないか』みたいな線で相撲を見れるので、ぜひぜひ横綱まで駆け上がってほしい。ケガせずに駆け上がってほしい」と思いを明かした。