『不適切にも』明かされた栗田の過去 恐怖の“記念日”に戦慄「いじめやんか」「奥さんが1番怖いな」

俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(金曜午後10時)の第8話「1回しくじったらダメですか?」が15日に放送された。山本耕史演じる栗田の過去が明らかにされた。

山本耕史演じる栗田の過去が明らかにされた【写真:(C)TBS】
山本耕史演じる栗田の過去が明らかにされた【写真:(C)TBS】

第8話は一度の不倫がテーマ

 俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(金曜午後10時)の第8話「1回しくじったらダメですか?」が15日に放送された。山本耕史演じる栗田の過去が明らかにされた。

 同作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディー。宮藤官九郎氏が脚本を務める。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 令和のテレビ局でカウンセラーをする市郎のもとに、過去に起こした不倫スキャンダルによって閑職に追いやられていた入社7年目のアナウンサー・倉持猛(小関裕太)が相談に来る。復帰の目処が立っていたにもかかわらず、リスクマネジメント部の部長が栗田(山本)に変わったことで白紙に戻されてしまったという。市郎は渚(仲里依紗)も交え、倉持の復帰を栗田とその部下・瓜生(板倉俊之)に直談判。そしてようやく倉持のアナウンサー復帰が実現するが、世間の目はあまりにも厳しかった。

 それでも倉持を復帰させようと市郎は「たった1回踏み外した人間が元いた場所に戻ることすら許されない社会なんて、おかしいだろ絶対! 寛容じゃないよ!」と訴えた。すると栗田は「一般人だって一緒だよ」と話し、2人を自宅での食事会に招いた。

 自宅を訪ねると、普段とは異なるエプロン姿で穏やかな表情を浮かべる栗田が登場。家には、栗田の妻・加世子(紺野まひる)と共に、加世子の幼なじみ・ポッキー(宮下今日子)とタイコ(遠山景織子)の夫婦2組も参加し、栗田夫婦の結婚20年目の記念日パーティーが開かれていた。

 パティオ(中庭)でのパーティーが進むと、空気が一変。栗田が不倫していた過去が市郎と倉持に明かされた。栗田が「家内も許してくれましたし、二度とあのような過ちは犯しません」と話しても、幼なじみからは「何を言ってるの。おカヨが許しても私たちが許しませんよ、あんな裏切り!」「どんなに謝ってもあなたのやったことは消えないの」と厳しい言葉が浴びせられた。

 さらにポッキーは「大事な親友を傷つけて、ヘラヘラしてるあんたが許せない。社会に溶け込んで、冗談言ってるあんたが許せない」と続けると、市郎は「気持ち悪い。これが世間か」とぼそりと呟くのだった。そして、不倫相手が妻たちの幼なじみ・仁美だったことがポッキーとタイコから明かされ、その場で謝罪をさせられた栗田。その姿に、幼なじみたちは「ほんと、勘弁してよね~」「ありえな~い」と話していた。

 家を後にした倉持は「あの人たち、関係ないですよね」と口にすると、市郎も「関係ないんだよ、関係ないのにコメントする連中と一緒」と同調して、「蒸し返して、ついでに旦那にプレッシャーかけて」「からの奥さんの勝ち誇ったような笑顔」「怖かった~」と戦慄していた。

 この様子に、SNSでも「他人がうるせぇよ」「周りがうるせぇな」「不倫の話、こんな場で話すんか」「急に怖い雰囲気になった」「怖い怖い怖い」「いじめやんか」「奥さんが1番怖いな」「地獄のパティオ」「気持ち悪いの一言」などの声が相次いだ。

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