山本耕史、6回目の土方歳三役「またも彼に力を借りることに」 音尾琢真は石田三成役

演劇ユニット・TEAM NACSの音尾琢真、俳優の山本耕史が7月26日に公開される映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』に出演することが14日、発表された。

音尾琢真、山本耕史が出演【写真:(C)2024「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作委員会】
音尾琢真、山本耕史が出演【写真:(C)2024「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作委員会】

7月26日公開『もしも徳川家康が総理大臣になったら』に出演

 演劇ユニット・TEAM NACSの音尾琢真、俳優の山本耕史が7月26日に公開される映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』に出演することが14日、発表された。

 原作は、2021年に出版されると「キャッチーな設定で面白い!」と話題になった、ビジネス小説としては異例の14万部を突破する大ヒットを記録したコミカライズもされている眞邊明人氏の同名小説だ。

 物語の舞台はコロナ禍真っただ中の20年、首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死した日本。不安渦巻く日本で、未曾有の危機に直面する政府が実行した最後の手段は「歴史上の偉人達をAIで復活させ、最強内閣を作る」こと。“最強ヒーロー内閣”として、窮地に追い込まれた日本を救うべく、誰もが知る日本の歴史に名を刻む錚々たる偉人が、議員バッジをつけ大集結。現代の日本×歴史上の偉人という壮大なジェネレーションギャップが織りなすエンターテインメントムービーが描かれる。

 本作のメガホンを取るのは、『テルマエ・ロマエ』(12年)や、『翔んで埼玉』(19年)など、数々のコメディー実写化を大ヒットへと導いた、日本映画界のホームランバッター武内英樹監督。

 そして、テレビ局政治部の新人記者として、最強内閣のスクープを狙う主人公・西村理沙を演じるのは浜辺美波。歴史的偉人の中から、内閣官房長官・坂本龍馬を赤楚衛二、経済産業大臣・織田信長をGACKT、財務大臣・豊臣秀吉を竹中直人、注目の内閣総理大臣・徳川家康を野村萬斎が演じる。

 さらに先日、偉人内閣の新たなキャストに、高嶋政宏、江口のりこ、池田鉄洋、小手伸也、長井短、観月ありさの出演も発表。武内監督は「言うなれば脂多め・味濃いめ・麺かた・全部乗せのラーメンみたいな内閣」と期待をこめている。

 そしてこのたび、最強ヒーロー内閣を支える偉人2人の新キャストが発表された。音尾は、豊臣政権の中核を担い、太閤検地などで参謀として活躍した戦国武将・石田三成を演じる。本作では、財務副大臣として復活。コロナ禍、全国民に50万を10日間以内に支給する財務大臣・秀吉のとんでもない政策“太閤給付金”の政策指揮官を務める石田三成を、その定評のある演技力で威厳たっぷりに演じる。

 山本が演じるのは幕末の京都で活動した幕府の警察組織であり、治安維持や反幕府勢力の取り締まりにあたっていた新選組の副長・土方歳三。土方歳三役は本作でなんと6回目となる。“鬼の副長”と恐れられてきた土方歳三が、本作では都市封鎖された繁華街で徹底した見回りを行い、違法に営業を行っている飲食店を検挙する警備隊として活躍する。

 以下、音尾琢真と山本耕史のコメント全文

○音尾琢真

「とても振り切った設定の作品ですが、武内監督が明確なビジョンを持っておられるので、的確な演出を受けながら今回の石田三成像を作り出すことが出来ました。今作の石田三成は現代によみがえった三英傑以外の戦国武将の代表として、メイク1つとっても実に戦国武将らしくいられたのではないか思います。秀吉を演じられた竹中直人先輩は永遠に私のベスト秀吉アクターですので、家臣として仕えるのは幸せな時間です。

 信長役を演じられたGACKTさんが役柄を追及していく姿にプロフェッショナルを感じ、昨年の大河ドラマで長い時間を共にした小手伸也氏とも新たな時間を過ごし、眉毛を塗りつぶして重たい着物に身を包んで挑む観月ありささんの姿に感動し、スタッフの皆さまの作品作りにかける情熱に突き動かされて撮影しておりました。この映画は、きっとご覧になる皆様さまに楽しんでいただける作品になっていると思います」

○山本耕史

「今回で何度目になるんだろう。何度彼になり彼に力を借りたことだろう。いつか僕が恩返しを、と思っていたけれどまたも彼に力を借りることになる。令和に再び! 待たせたな! 土方歳三」

※高嶋政宏の「高」の正式表記ははしごだか

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください