山本彩、目標は紅白「代名詞となる1曲必要」 ハマったゲーム「5000~6000時間」の衝撃エピも

シンガー・ソングライターの山本彩が、東京・幕張メッセで2月24日、25日に行われた大型ゲームイベント「APEX LEGENDS ASIA FESTIVAL 2024 WINTER」に出場した(DAY1のみ)。歌手としてだけではなく、ゲーム好きとしても知られる山本に、同イベントの感想、ゲームとの付き合い方、今後の目標について話を聞いた。

イベント終了後、インタビューに応じた山本彩【写真:ENCOUNT編集部】
イベント終了後、インタビューに応じた山本彩【写真:ENCOUNT編集部】

大型ゲームイベント「APEX LEGENDS ASIA FESTIVAL 2024 WINTER」に出場

 シンガー・ソングライターの山本彩が、東京・幕張メッセで2月24日、25日に行われた大型ゲームイベント「APEX LEGENDS ASIA FESTIVAL 2024 WINTER」に出場した(DAY1のみ)。歌手としてだけではなく、ゲーム好きとしても知られる山本に、同イベントの感想、ゲームとの付き合い方、今後の目標について話を聞いた。(取材・構成=石井宗一朗)

 同イベントは、国内最大級のeスポーツエンターテインメント「RAGE(レイジ)」が開催した、バトルロイヤルシューティングゲーム『Apex Legends』のローンチ5周年を記念した祭典。世界的トップチームであるTSMやAllianceが参加し、山本のほか“日本代表”としてHIKAKIN、加藤純一、SHAKA、貴島明日香といった豪華インフルエンサーらが出場した。

 ◇ ◇ ◇

――イベントの感想を教えてください。

「今まで体験したことのない環境に加え、“日本代表”としての出場だったので、最初はすごく緊張しました。前半は全然弾が当たらなくて『やばい』と思ったんですけど、途中から連携もうまくいくようになり、楽しくてあっという間に終わっちゃいました」

――2試合目ではスコア上位の活躍を見せるシーンもありました。

「『何もしないまま終わりたくない』と思い、積極的に前に出ようと思ってプレイしました」

――このイベントに向けた準備をされていたのでしょうか。

「この日に向けてもやったんですけども、日頃からこのゲームは毎日プレイしています。いつもはバトロワだったりするんですけど、今回の種目は『コントロール』だったので、その練習をたくさんしました」

――昨年はプライベートで有観客イベント「RAGE Apex Legends 2022 Summer」に参加されていました。Apex Legendsの魅力は何でしょうか。

「FPSはこのゲームが初めてだったんですけど、競技性が高く、ゲーム性もめちゃくちゃ面白いです。あとはシーズンごとに、キャラクターや設定だったり、いろんなところで変化があるので、常に新鮮な気持ちでプレイできるのも大きいと思います。力が入りすぎてイライラしちゃうことも多々あるんですけど、それぐらい熱中できるゲームです」

――どれぐらいの期間プレイされていますか。

「3年ぐらいでしょうか。シーズン8ぐらいからやっていて、(総プレイ時間は)5000~6000時間とかですかね(笑)。多分人生で一番やったゲームです」

――1日どれぐらいゲームをされていますか。

「少なくとも3時間、多くて8時間とかだと思います。最近は少し減っていて、以前は半日とか、朝から晩までとかしていました」

多くのファンが集った「APEX LEGENDS ASIA FESTIVAL 2024 WINTER」【写真:ENCOUNT編集部】
多くのファンが集った「APEX LEGENDS ASIA FESTIVAL 2024 WINTER」【写真:ENCOUNT編集部】

――ゲームが好きになったきっかけは。

「元々きょうだい皆がゲームをしていたので、物心ついたときには身近にゲームがありました。最初はソロプレイのゲームが多かったのですが、Apexはいろんな人と話しながらできる。1人にはない面白さで、どんどん時間が溶けていく……そういったゲームの楽しさを最近は感じています」

――よく見る配信者さんはいらっしゃいますか。

「Apexだと競技シーンが大好きで、特にRIDDLE ORDERというチームを応援させていただいています。プロの方って毎日のようにスクリムがあるのですが、主にゆきおさんの配信を拝見しています」

――今後のApex Legendsに望むことは。

「ランクやカジュアル以外の限定モードは、長くやっているプレイヤーにとって新鮮ですし、初心者の方でも気軽に楽しめるという面もあるので、今後もいろいろなモードを楽しみにしています」

――シンガー・ソングライターとして活躍されています。お忙しい中、時間の使い方について心がけていることはありますか。

「いつも複数のことに追われていることが多いので、優先順位を携帯のメモに入れたりとかして、『今日はここまでやったから、今からゲームやろう』とか、毎日何かをクリアしたらやるみたいな“自分ルール”のようなものを設けて、タスクを完了させていくといった感じです」

――30歳という節目で意識の変化は。

「健康に気を使うようになりました。あと、10代、20代のときは『将来こうだったらいいな』と思っていたのが、『来年はこうしていたい。5年後はこうありたい』と数年後の未来を現実的に考えるようになってきたと思います」

――今年5、6月にはアジアツアーも控えています。小学生のころからの夢が叶う形となりましたが、次なる目標は何でしょうか。

「小学校の卒業文集に書いた夢には、紅白出場もあるので、そちらの夢も叶えたいです。アジアツアーまできたら、もう1本も叶えないと昔の自分に顔向けできない。紅白に出るためには、私の代名詞となるような1曲が必要だと思うので、私のことを知らない人でも『この曲は知ってる!』みたいな曲が1曲でも作れたらいいなと思っています」

□山本彩(やまもと・さやか) 1993年7月14日、大阪府出身。2010年に発足したNMB48の1期生として8年間キャプテンをつとめ、中心メンバーとして活動。16年に目標であったシンガー・ソングライターとしての活動を始動させ、18年11月にNMB48を卒業。23年には全国15か所を巡るツアーを行い、24年5月、6月にはソロ活動後初となるアジアツアーも決定している。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください