74歳の松崎しげる「顔色はもっと黒くなります」 美白が流行りの時代に逆行「男の子は健康的に黒いほうがいい」
歌手の松崎しげるが12日、都内でおこなわれた『東京国際音楽祭“戦後、歌謡曲はジャズだった”2』奥田宗宏&ブルースカイ創立90周年記念制作発表記者会見に登壇した。
5月5日に開催『東京国際音楽祭“戦後、歌謡曲はジャズだった”2』
歌手の松崎しげるが12日、都内でおこなわれた『東京国際音楽祭“戦後、歌謡曲はジャズだった”2』奥田宗宏&ブルースカイ創立90周年記念制作発表記者会見に登壇した。
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本コンサートは、亡き服部克久氏、前田憲男氏の日本を代表する編曲家の協力の元に企画されたイベントで、5月5日に東京の大田区民ホール・アプリコ大ホールにて開催。松崎のほか、由紀さおり、伊東ゆかり、ダイヤモンドユカイ、マリーン、Meri、日本JAZZ協会21会長のスインギー奥田氏、ぼんちおさむなどが出演する。
芸能生活57年となる松崎は、幼少期に見ていた『シャボン玉ホリデー』『スパークショー』といった音楽番組について、「自分にいつも音の刺激を与えてくれていた時代。まだ白黒の時代ですけど」と回想。ザ・ピーナッツ、ミッキー・カーチス、といったアーティストの名前をあげ、「さまざまなお兄さん、お姉さん、外国の音楽を日本語に直して聞かせてくれた。音楽にあふれていました」と語った。
今後の音楽活動については、「自分のできることを目いっぱい頑張るしかない」とコメント。「いつまでも歳をとっていられないという感覚はあるんですけど、周りがいなくなっちゃうので寂しい。残された自分たちがその時代を反映するようなこと、発信していくには元気がないとできないので、老体にムチを打って頑張りたいと思います」と意気込んだ。
先週行われるはずだった会見が延期になった理由を聞かれると、「ふらついて、目の前がどうしようもなかった。これは行ける雰囲気じゃないなと。2日前くらいには、そんなような状態でまったく体が動かなかった」と説明。現在の体調については、「さまざまに体の変調はありますけど、マイクを持つと、誰よりも大きくハキハキと、これが僕の生き方なんでしょうか。ステージに出た時は、74歳という年齢には見えないと思います。音楽っていつもエモーションを与えてくれる。僕の唯一の栄養源だと思います」と明かした。
「体調が悪い時は顔色も悪くなる?」という質問には、「顔色はもっと黒くなります。沈みがちというか、くすみがちというか」と笑顔で回答。「美白がはやっている時代に逆行するように、小麦色の健康的な美しさをもう一回戻してみたい。音楽と同じです。リバイバルじゃないですけど、男の子は健康的に黒いほうがいい。今はきれいな男の子が多すぎて、困っちゃうんですけど」とアピールしていた。