【RIZIN】日韓対抗戦3試合が決定 対日本人無敗の韓国戦士も出場「バチバチですね!」「国の誇りをかけて」

格闘技イベント「RIZIN」が12日、都内で会見を行い、フェザー級タイトル戦が行われる「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の追加対戦カード発表を行った。王者・鈴木千裕も登壇した。榊原信行代表からは日韓対抗戦の開催も発表された。

会見に登場した(左から)中島太一、倉本一真、神龍誠【写真:ENCOUNT編集部】
会見に登場した(左から)中島太一、倉本一真、神龍誠【写真:ENCOUNT編集部】

有観客で開催…「牛久絢太郎―太田忍」にどよめき

 格闘技イベント「RIZIN」が12日、都内で会見を行い、フェザー級タイトル戦が行われる「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の追加対戦カード発表を行った。王者・鈴木千裕も登壇した。榊原信行代表からは日韓対抗戦の開催も発表された。

 盛り上がること間違いなしのカードだ。榊原代表は「一部でフライングで『Road FC』と対抗戦をやることが出ていましたけど、ロードと対抗戦をする気はないです。日韓戦、韓国の熱が高まってきていることも含めて、対抗戦として3試合組ませてもらいます」と日韓対抗戦を発表した。

 神龍誠は日本を代表して対抗戦に出場する。対戦相手のイ・ジョンヒョン(韓国)からビデオメッセージが届いたが、神龍に対し「性格が悪いと聞いている」「練習に両親を呼んでマザコンだしファザコン」とあおられていた。

 しかし、あいさつは意外にもクール。「フライ級最強を目指す神龍誠です。これから第2章が始まるのでボコボコにします。あおっているみたいなのでちょっとやる気があがりました」と語った。

 相手の印象について「生意気な子だなと。ファイトスタイルはストライカーですね。でも、打撃でも寝技でも上回っていると思います」と一蹴した。

“日韓戦”のイメージについて3選手が明かす。これまでRIZINに出場しているヤン・ジヨン(韓国)と対戦する倉本一真は“日韓戦”のイメージについて「レスリングのころから数えきれないほどやっています。韓国は好きですし、友達も多い。それでも仲良くするつもりは全くない。レスリング時代は韓国に勝ち越しているので。今回もしっかり勝とうかなという感じですね」と語った。

 神龍は「日韓戦というか世界と戦うのはワクワクします。あとは国の誇りをかけてというか日本を代表して、RIZINを代表して必ず勝とうと思っています」と闘志を燃やしていた。

 これまで日本人相手に負けなしのキム・スーチョル(韓国)と対戦する中島太一は「バチバチですね!」と勢いよく口にしていた。

 この日は観客も入れての会見だった。1番驚きの声が上がったのは牛久絢太郎のカード。フェザー級からバンタム級に転向して初めて相手にするのは五輪メダリストの太田忍だった。榊原代表の口からこのカードが発表されると会場のファンは「おお~!」と声を上げ、スマホ撮影をしていた。

○発表された対戦カード

【日韓対抗戦】
・中島太一―キム・スーチョル
・倉本一真―ヤン・ジヨン
・神龍誠―イ・ジョンヒョン

【その他】
・中原由貴―ビクター・コレスニック
・山本空良―イルホム・ノジモフ
・牛久絢太郎―太田忍

※西谷大成―高木凌は「RIZIN LANDMARK 9」からスライド

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