テレビ東京は11日、都内の同局で『2024年4月編成説明会』を行い、1988年4月にスタートした、日本で最も長く続く経済ニュース番組『WBS（ワールドビジネスサテライト）』（月曜～木曜午後10時、金曜午後11時）をリニューアルすることを発表した。

　新たなメインキャスターとして、月曜～木曜に同局の相内優香アナウンサーと豊島晋作アナウンサーが務めることが決定した。金曜日は、1週間の動きが分かる“週末版”として、引き続きテレビ東京報道局キャスターの大江麻理子氏が務める。

　スタジオのセットは、本格的なVP（バーチャルプロダクション）を導入し、新しい発想と演出手法でデジタル時代にふさわしい最先端のスタジオ演出を取り入れる。番組ロゴや音楽などのトータルデザインも大きく変わる予定だ。

　番組では、“独自の視点と切り口”で伝えることに一層こだわり、ほかでは見られない「経済コンテンツ」を伝える。さらに、現場の空気がわかるリポートや最新技術を駆使したスタジオ演出を通して、臨場感と躍動感のある番組を目指す。

　チーフプロデューサーの山本充さんは「1998年4月の番組誕生から36年。長い歴史を刻んできた『ワールドビジネスサテライト』がこの4月、大きな進化を遂げます。良質な経済ニュースに徹底的にこだわるという原点はぶれずに、分かりにくいネタはより分かりやすく、分かりやすいネタはより深く伝えることができるよう、新しい伝え方にもどんどん挑戦していきます。大規模なリニューアルということでスタッフ一同、ドキドキしておりますが、一方で新たなチャレンジにワクワクしながら準備しています。ぜひご期待ください」とコメントを寄せた。