元SMAPでタレントの中居正広、嵐の二宮和也がMCを務めるフジテレビ系バラエティー『だれかtoなかい』（日曜午後9時）が10日放送された。ゲストにKinKi Kidsの堂本光一、Sexy Zoneの佐藤勝利が登場し、“旧ジャニーズ事務所”の4人が集結した。

　中居と光一が対面で座っている姿に、二宮は「新鮮。首脳会談みたい。僕からすると前の事務所の『司会』『仕切り』『回し』の2トップなんですよ。カウントダウンっていう動物園を一挙にまとめていた人がこの人」と尊敬していた。

　この発言に中居は「カウントダウン！　出たことないやつだ」と目を見開いた。光一は「司会、何度もやりましたね。リハーサルなんかマイク通して騒いでいるのはTOKIOだし」と振り返ると、中居は「うん。猛獣コースね。カウントダウン（テレビで）見ていたよ」と話し、周囲を驚かせていた。

　さらに、直属の先輩だった中居について、二宮から「怖いですか？」と聞かれると光一は「怖いとかはない。光GENJIが怖かった。怖いっていうと失礼かもしれないけど、スーパースターすぎて……。いるだけで怖くなかった？」と共感を求めると、二宮は「わかる～！」と即答した。

　続けて、光一は「SMAPのみなさんに関しては中居さんはじめ、我々はずっとバックに付かせてもらっていたの。“KinKi Kidsにはこういう思いをさせたくない”っていう中居くんの優しさをずっと受けていた。僕の口からこんなこと言うのは失礼になっちゃうかもしれないんですけど、SMAPは苦労されていた印象」と伝えると、中居は「していたかな。出てきてからすぐにトップスターになった気がするけど。そんなことない？」とトボけた。

　これに光一は「（売れるの）早かったけど、（客席が）埋まっていないときもあったじゃないですか」と小声混じりにツッコんだ。中居は「そうだ。（売れていなかった時期を）知ってるんだ！」と指さし、「それは誤魔化せないな。俺ね、生まれたときからスーパースターっていうことでいたいのよ」と本音を漏らした。

　そして、「苦労話とか下積みを話すのってあんまり好きじゃないのね。でも、そのときは大阪城ホールとか8000人くらい入る会場で、1800人くらいしか入ってなかった。4分の1なんだけども結構少ない。笑っちゃうけどアリーナ席の人は前詰めるし、スタンド席では3～4人が長い幕を持って走っていた。よく見ると“私たちはこの日を忘れない”みたいなのを抱えて……」と懐かしんでいた。