魔裟斗が「天才的格闘センス」と驚愕 ミット打ちで感心「久々に本物の強いやつに会った」
元K-1ファイターの魔裟斗が10日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。昨年12月にK-1に参戦した若手ファイターのセンスに驚愕している。
銃で撃たれた過去もある
元K-1ファイターの魔裟斗が10日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。昨年12月にK-1に参戦した若手ファイターのセンスに驚愕している。
「経歴が面白いんですよ」と魔裟斗が紹介するのはABEMA『格闘DREAMERS』にも出演していた22歳の宇佐美秀メイソン。「天才的格闘センスを持つ次世代ファイター・宇佐美秀メイソンの強さとは」と題した映像を投稿した。
宇佐美には日本とカナダの血を引き高校は退学になってしまった過去がある。
「カナダに行くと悪いことをしているレベルが違う。悪い国では全くないんですけど、どこの国でも行っちゃいけないところがある。そこの人ばかりつるんでたので、悪いことをするようになりました」
15歳から20歳までの間はケンカに明け暮れ、刑務所に入った経験も。さらに銃で撃たれた過去もある。その後、日本に帰国し1度はMMAをやっていたが、現在はキックボクサーとして活躍している。
魔裟斗はそんな宇佐美のミット打ちを見ることに。パンチを見ると「お兄ちゃん(正パトリック)もそうだけどモーションがないよね」と感心。さらに「ナックルが全然ブレないで当たっているの分かる? いかにナックルがちゃんとミットを捉えているか。キックの選手は結構ぶれている選手が多い」と良い部分をどんどん挙げていった。
キックも交えたミット打ちでは宇佐美の前蹴りに着目。一般的に前足の蹴りはスイッチをして繰り出すが、宇佐美にはその動作がない。空手とテコンドーを絡めたものだという。魔裟斗は「その位置から蹴れるから速いんだよね」と語っていた。
いよいよ魔裟斗がミットを持つ。最初のジャブで「重っ」と笑顔に。さらに「めっちゃ速いしめっちゃパンチあるわ。久々に本物の強いやつに会ったな」と大興奮。ニュージェネレーションと高く評価し、打撃は「武井由樹に近い」と分析した。さらに「キャリア積んだら間違いなく、ウェルター・スーパーウェルターの世界の強豪と戦っていけるよ」と期待を寄せていた。