『ドラゴンボール』“パロった”銀魂、鳥山明さん追悼コメントにファン感動「空知先生しか出せない」
人気アニメ『銀魂』の公式Xアカウントが10日、更新された。作者・空知英秋氏の68歳で死去した鳥山明さんへの追悼コメントが発表された。
「僕は鳥山先生以上にドラゴンボールで飯を食っているワケのわからない奴に」
人気アニメ『銀魂』の公式Xアカウントが10日、更新された。作者・空知英秋氏の68歳で死去した鳥山明さんへの追悼コメントが発表された。
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今月1日に急性硬膜下血腫により死去した漫画家の鳥山明さん。漫画界のみならずさまざまな業界から悲しみの声や追悼の声が寄せられている。
空知氏の漫画『銀魂』は坂田銀時が主人公のSF時代劇のコメディー漫画。同作では鳥山さんの漫画『ドラゴンボール』や作画を担当したゲーム「ドラゴンクエスト」のパロディーが何度も登場した。読者や視聴者を笑わせてきた。
そんな空知氏はリスペクトもありながら、ユーモアある“らしい”追悼コメントを発表した。以下は全文。
「ドラゴンボール ドラゴンクエスト、クロノ・トリガー、僕が宿題を放りなげ、寝る間も惜しんで没頭した世界は、思えば全部鳥山先生のペンから生まれたものでした。そしてそのペンに憧れ、真似ようとするも全然うまくいかず、積もり積もった消しカスから生まれたネリケシ漫画家が僕です。
鳥山先生、僕にたくさんの世界を、マンガの世界を教えてくれてありがとうございました。おかげで僕は鳥山先生、とよたろう先生以上に、ドラゴンボールで飯を食っているワケのわからない奴になりました。この胸にぽっかり空いた穴は仙豆を食べても塞がる気がしませんが、先生が世界中にバラまいた元気玉の一つを心に携えて、これからも遥か高みにある、まるで悟空のような先生の颯爽とした背中を追い続け、消しカスにまみれていこう思います。鳥山先生、本当にありがとうございました。ずっと大好きです」
さらに『銀魂』に登場する『ドラゴンボール』風キャラクターたちのイラストも添えている。
このコメントにファンからは「銀魂のこういうところ好きだわw」「やっぱここでも空知先生だなw」「やはり空知はドラゴンボール好きだな」「空知先生通常運転すぎてw」「空知先生しか出せない追悼コメント」「空知のこういう所に惹かれたんだよな俺」「愛情たっぷりの空知先生節で涙出ますわ」「空知先生だからこそのコメントで感動した」などの声があふれている。