R-1王者・街裏ぴんく、賞金500万円は借金返済へ 残りは歯の治療「自然に笑える歯を」
ピン芸人の日本一を決めるお笑い賞レース『明治プロビオヨーグルトR-1presents R-1グランプリ2024』決勝戦が9日、都内のフジテレビで行われ、街裏ぴんくが22代目チャンピオンに輝いた。生放送終了後、優勝者会見で賞金の使い道を明かした。
妻へも“恩返し”「ハネムーンに(行きたい)」
ピン芸人の日本一を決めるお笑い賞レース『明治プロビオヨーグルトR-1presents R-1グランプリ2024』決勝戦が9日、都内のフジテレビで行われ、街裏ぴんくが22代目チャンピオンに輝いた。生放送終了後、優勝者会見で賞金の使い道を明かした。
芸歴20年目、初の決勝進出で優勝を果たした街裏ぴんくは、賞金500万円の使い道を聞かれると、「借金が知り合いに150万、アイフルかアコムに満額の50万、これで200消えます。親にも100万円以上借りている」と借金まみれであることをカミングアウト。借金を返済して余った賞金については、「嫁さんと結婚して10年以上になるんですけど、旅行に一回も行ったことが無い。ハネムーンに(行きたい)。国内になるでしょうけど、落ち着いたタイミングで2泊3日なりで事務所に頼めたらと思っています」と語った。
さらに、「歯を治したいです。歯が汚くて……」と悩みを吐露。「今、勘弁してほしいくらいたばこが吸いたいです」とヘビースモーカーな一面を見せると、「自然に笑える歯を(入れたい)。恩人にお金待ってもらってでも、歯医者に行きたいと思っています」と切実な願いを明かしていた。
街裏ぴんくは、1985年2月6日生まれの39歳で、トゥインクル・コーポレーションに所属。お笑いコンビ・裏ブラウンを解散した後、ピン芸人として再出発。芸歴制限撤廃を受けて、再びR-1に挑み、悲願の決勝進出を決めた。主な受賞歴は、Be-1グランプリ2022優勝。
21年から始まったエントリー資格「芸歴10年以内」(アマチュアは参加10回目以内)が撤廃された今年は、史上最多となる5457人がエントリー。決勝では、真輝志、ルシファー吉岡、街裏ぴんく、kento fukaya、寺田寛明、サツマカワ RPG、吉住、トンツカタン お抹茶、どくさいスイッチ企画がし烈なお笑いバトルを繰り広げた。
決勝戦の審査員は、陣内智則、バカリズム、小籔千豊、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、ハリウッドザコシショウ、3年連続で同じ顔触れに。MCは、霜降り明星(せいや、粗品)と広瀬アリスが務めた。