強烈な膝蹴りが顔面に…空手家対決は流血TKO決着 木下カラテ、五明宏人に1RKO勝利

格闘技イベント「DEEP 118 IMPACT」(東京・後楽園ホール)が9日、行われている。第5試合のDEEPフェザー級 5分×2Rマッチでは木下カラテ(和術慧舟會HEARTS)が五明宏人(JTT)に1R・KO勝ちを収めた。

膝蹴りを被弾しうなだれている五明宏人【写真:ENCOUNT編集部】
膝蹴りを被弾しうなだれている五明宏人【写真:ENCOUNT編集部】

まさかの角度から膝

 格闘技イベント「DEEP 118 IMPACT」(東京・後楽園ホール)が9日、行われている。第5試合のDEEPフェザー級 5分×2Rマッチでは木下カラテ(和術慧舟會HEARTS)が五明宏人(JTT)に1R・KO勝ちを収めた。

 ともに空手家対決のこの一戦。木下は2015年に極真空手世界大会で準優勝の実績。一方の五明は19年の天皇杯全日本空手道選手権を制し、世界大会で5度も優勝経験がある。MMA歴では大きな差がある。五明は今回が7戦目。木下は16戦となっている。

 開始のゴングとともに前蹴りを仕掛けたのは五明。これをしっかり見て右フックを当てたのが木下だった。

 木下はいきなり距離をつかむ。左ストレート、右アッパーを当てケージ際に追い込むと組みの展開になった。この場面で放つ膝蹴りは下半身やボディーに入れる印象があるが、木下は柔軟性を生かし顔面に当ててみせた。

 いったん離れるとスタンドに。木下は相手のローキックにカウンターの左を合わせる。倒れる相手にそのまま迫撃のパンチ。相手が立ち上がるとクリンチから膝蹴り一閃。レフェリーが試合を止め、木下が1R・1分35秒でTKO勝ちを収めた。

 正面から被弾した五明の鼻からは大量に血が流れでていた。

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