『光る君へ』で“親子役”の玉置玲央、段田安則と『リア王』で共演「その背中を追っかけていこうと」

俳優の段田安則と玉置玲央が8日、PARCO PRODUCE 2024『リア王』(8日から上演)のプレスコール&初日前会見に出席した。NHKの大河ドラマ『光る君へ』で親子を演じる2人が、時代も国も異なる設定で共演する。

初日前会見に登壇した玉置玲央【写真:ENCOUNT編集部】
初日前会見に登壇した玉置玲央【写真:ENCOUNT編集部】

プレスコール&初日前会見に出席

 俳優の段田安則と玉置玲央が8日、PARCO PRODUCE 2024『リア王』(8日から上演)のプレスコール&初日前会見に出席した。NHKの大河ドラマ『光る君へ』で親子を演じる2人が、時代も国も異なる設定で共演する。

『光る君へ』で段田は藤原兼家を、玉置は藤原道兼を演じ、藤原家として親子関係にある身。そんな2人が今回『リア王』にて共演。平安中期の世界から、16世紀の英国へ身を投じる。

 その点を問われた玉置は「先に一個言っておくと、大河ドラマでは親子ですけど、今回は親子ではないです」と前置きし、段田について言及。「どの役に取り組んでいる後ろ姿も、どの現場でご一緒する姿も、きちんと芯を持っていらっしゃる。でも同時に、そのお芝居の中で、戯曲の中で、それから演じる役に関して、まるで散歩とか泳ぐとかそういう、ある種エンジョイしているかのように、その作品、その役に取り組む姿を、僕はどの現場でも、段田さんのそういう姿を見てきたなと思っている。その姿が印象深い。その背中を追っかけていこうと思っている。偉大な先輩だなと思っています」と賞賛した。

 今回の会見には小池徹平、江口のりこ、上白石萌歌、田畑智子、入野自由、前原滉、盛隆二、平田敦子、高橋克実、浅野和之も出席した。

 同作は、『FORTUNE』(2020年)、『セールスマンの死』(22年)、『桜の園』(23年)に続くショーン・ホームズ日本演出の第4弾。東京芸術劇場・プレイハウスでの上演を皮切りに新潟、愛知、大阪、福岡、長野を巡演する。上白石はコーディリアを演じる。

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