佐々木蔵之介、56歳で大学受験失敗の夢「1週間前に」 夜中に飛び起き「眠れなくなった」
俳優の佐々木蔵之介(56)が8日、都内で行われた映画『マイホームヒーロー』の初日舞台あいさつに齋藤飛鳥、なにわ男子の高橋恭平、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江、メガホンをとった青山貴洋監督とともに登壇した。
映画『マイホームヒーロー』初日舞台あいさつに登壇
俳優の佐々木蔵之介(56)が8日、都内で行われた映画『マイホームヒーロー』の初日舞台あいさつに齋藤飛鳥、なにわ男子の高橋恭平、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江、メガホンをとった青山貴洋監督とともに登壇した。
「大ピンチだったエピソード」を披露する場面で、佐々木は「受験会場を間違えた。大学受験の」と紹介。共演者や観客が驚くなか、「京都出身なのですが、会場が京都府立大だと思ったら京大だった。人があまりいなくて『あれ?』と思って、規制もないし、クラス見たらのんびりしている学生さんがいて『これは違うぞ』と。もう1年ダメにした、もう間に合わない」と絶望した様子を語った。
続けて「そこで目が覚めたんです」と夢だったことを明かした。会場が安堵(あんど)の雰囲気に包まれるなか、佐々木は「でもこの夢を1週間前に見たんですよ。この年になって大学受験の夢を見る!? って……。夜中3時くらいに起きて、そこから眠れなくなった(笑)」と苦笑。身を乗り出してエピソードを聞いていた津田は「夢かい」とツッコミながら、「本当に夢でよかった」と胸をなでおろしていた。
原作は「ヤングマガジン」で連載中の人気漫画。愛する娘に危害を加える彼氏を殺してしまった主人公・鳥栖哲雄が、好きなミステリー小説の知識と家族愛を武器に社会の闇と戦っていく姿を描く。
昨年10月から12月に連続ドラマが放送され、ドラマの7年後を舞台にした映画が公開を迎えた。主演の佐々木は「初日はきょうしかない。集まってくれたみなさん、豊かな時間を過ごさせていただきます。ありがとうございます」と感謝し、「初日、雪が降りました。完成披露試写のときも大雪で、(出演者に)雪男か雪女がいるんじゃないか」と疑っていた。