山本耕史と菊地凛子が『花咲舞』に出演決定 今田美桜は初共演に恐縮「そわそわしています」

俳優の山本耕史と菊地凛子が、4月13日からスタートする今田美桜が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ『花咲舞が黙ってない』(土曜午後9時)に出演することが8日、発表された。

ドラマ『花咲舞が黙ってない』に出演する(左から)山本耕史、今田美桜、菊地凛子【写真:(C)日本テレビ】
ドラマ『花咲舞が黙ってない』に出演する(左から)山本耕史、今田美桜、菊地凛子【写真:(C)日本テレビ】

新作小説を原作に新たな物語を、新キャストで放送

 俳優の山本耕史と菊地凛子が、4月13日からスタートする今田美桜が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ『花咲舞が黙ってない』(土曜午後9時)に出演することが8日、発表された。

 銀行を舞台に、不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞(27)が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント作品。2014、15年に杏主演で放送して大ヒットした。今回の24年版は、前回のドラマ放送後に出版された新作小説『花咲舞が黙ってない』(池井戸潤・著)を原作にした新たな物語を、新たなキャストでお届けする。

 山本演じる相馬健(45)は、東京第一銀行本部・支店統括部臨店班に所属する舞の上司。ともに支店に行って、そこで起きた問題を解決する。かつて取引先が倒産した責任を押し付けられて、出世コースから外れてしまった“あきらめた男”だ。

 山本は出演オファーがあった際、「まず、誰の役? と思いました」という。相馬役と聞いておどろき、役作りの参考にと前回のドラマを見返したそう。「相馬はやる気が有るような無いようなそんなキャラ。前回のドラマを見直してみたら、舞の先輩ながら舞と一緒に成長していくようなところも垣間見られたので、今田さんと一緒に成長していけたらなと思っています」とコメントした。

 菊地演じる昇仙峡玲子(42)は、東京第一銀行本部・経営企画部に所属し、いずれは東京第一銀行初の女性取締役、さらには頭取も夢ではないと目されるエリート中のエリート。銀行の利益のために不祥事を洗い出してつぶして隠蔽(いんぺい)する特命任務に就くことになり、舞たちとぶつかっていくことになる。

 菊地は玲子役のオファーが来た時のことをこう思い返す。「ドラマのプロデューサーさんからオファーをいただいたんですけど、ちょうどその時、その方(プロデューサー)と『侵入者たちの晩餐』というドラマの撮影中で、豪邸に侵入する泥棒の役だったんです。どうしてこんなエリート中のエリートをイメージしていただけたのかなっていうのは、それがいまだに不思議です(笑)」と告白。そうは言いながらも、「玲子は女性の出世頭で頭脳明晰(めいせき)なエリート女性。しっかり演じて2人の良い壁になりたいと思います」と決意を述べた。

 今田は、山本、菊地ともに、今回が初共演。「山本さんとは衣装合わせの時にごあいさつさせていただいたんですけども、菊地さんとは今さっき『はじめまして』したばかりです。ずっと見てきた大先輩のお2人なので、そわそわしています」とコメント。

 一方、山本から見た今田の印象は「衣装合わせの時、目の前にかわいい天使が歩いてきたので『何だ? この天使は!?』と思ったら今田さんだったんです。前のドラマを見ていると(花咲と相馬で)わりと対等な印象だったんですが、今回はいろんな面でこのぐらい差があるんだなと(笑)。年下で後輩役なんですけど、強さも同時に感じたので『ついていきたい!』と思っています(笑)」と明かした。

 山本と菊地はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(22年)で共演経験がある。山本は「以前仕事をご一緒した時は同盟を組むような役柄だったので、今回は前のドラマとは逆の感じになるのかな。でもすごく長い時間ご一緒に現場にいたので、安心感がある。やりやすい現場になりそうです」と語り、菊地も「今回は山本さん、そして今田さんに壁として立ち向かっていく役。最初は今田さん演じる舞に憧れられる存在ですが、徐々に本性を発揮していきます。フレッシュな今田さんと一緒にがんばっていきたいです」と話した。

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