ゆうこす、SNSのアンチコメントは「呪い」 “バズリ”偏重の発信側にも警鐘「責任を持って」

タレントでモテクリエイターの“ゆうこす”こと菅本裕子が7日、都内で行われた「マイウェルボディ協議会」発足に関するメディア向け発表会に出席した。SNSのアンチコメントにまつわる持論を語った。

発表会に出席したゆうこす【写真:ENCOUNT編集部】
発表会に出席したゆうこす【写真:ENCOUNT編集部】

高校時代は今より15kg減

 タレントでモテクリエイターの“ゆうこす”こと菅本裕子が7日、都内で行われた「マイウェルボディ協議会」発足に関するメディア向け発表会に出席した。SNSのアンチコメントにまつわる持論を語った。

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 インフルエンサーとしてSNS上で活躍する菅本。SNSは「ビジュアル重視。特にTikTokなんて、数秒の世界で情報を得る。あまり深堀ってなく、『あっ、なんかこれ、食べなかったらいいんだ~!』とそこまで知識のない状態でダイエットに影響しちゃうのかなと思う」と話す。

 続けて「私もSNSで発信していて、それは女の子にとって呪いになるよね、みたいなコメントをいただくことはけっこうあります」と明かし、「私はもうすぐ30歳になる。発信を始めたのが20代前半。21とかだったかな。そのときって、コメントで『顔が悪いね』とか『太ってるね』とかアンチ的な言葉もありました。自分の正義を押し付けるような、アンチと思ってない人もいる。……なんだろうな、『痩せたら絶対かわいくなるのにー!』とか『ファンとしての一意見です!』みたいな感じで……そういうのって呪いですよね」とコメント。

 そうしたコメントに振り回された過去があると言い、「YouTubeなんかは、短期的、一週間で5キロ痩せました、みたいなそういうものが動画として面白くてバズりやすいところもある。発信者は、責任をもって発信していくべき。リテラシーは社会全体として考えていくべきことなんじゃないかな、とは思います」と主張した。

 菅本はまた、自身の高校生時代に言及。「今と身長が変わらないのに、今から15、6キロ細かった。今思うと信じられないんですけど、当時付き合っていた彼から『まわりの子と比べて太ってるよ』と言われた。今思ったら、ビンタしたいんですけど(笑)、それを言われて、私も落ち込んでいた経験があります」と述懐。

 さまざまな苦難を乗り越えた現在は「20代前半に比べて自己肯定感がすごくて、今自分自身が大好き。それが今につながって、夫から毎日『かわいいね』と言われちゃうなと思います」と笑顔をこぼした。

 同発表会には、俳優の莉子、タレントの辻希美と夫の杉浦太陽も出席した。

 今回、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の研究開発テーマ「女性のボディイメージと健康改善のための研究開発」において、順天堂大学を中核とした産官学チームは「ひとりひとりが自分らしく、心地よくあり続けられる健康な身体を育める社会」を作ることを目的としたマイウェルボディ協議会を設立。同協議会の副幹事で室伏広治の実妹にして、順天堂大学スポーツ健康科学部の室伏由佳准教授なども出席し、講演、トークセッションなどを行った。

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