堺雅人、人生の大きな挑戦は役者を選んだこと 芸能界に「生き残ってよかった」
俳優の堺雅人が7日、都内で行われた映画『FLY!/フライ!』(3月15日公開)のジャパンプレミアイベントに出席した。
「よく親が許したなって…」としみじみ
俳優の堺雅人が7日、都内で行われた映画『FLY!/フライ!』(3月15日公開)のジャパンプレミアイベントに出席した。
本作は、『ミニオンズ』『怪盗グルー』『ペット』シリーズなどを手がけたイルミネーション・スタジオの『SING/シング』以来7年ぶりとなる完全オリジナル最新作。渡り鳥なのに一度も池から出たことのないカモの一家が、初めての渡りを決意し、住み慣れた土地を出発。旅の途中で待ち受ける出会いと奇想天外な大冒険を描く。
ちょっと神経質だけどピュアで家族思いな父ガモ・マックを演じた堺は、「空中」の描写に注目してほしいと呼びかける。「タイトル通り、空を飛んでいるような気分になります」と話し、「改めて声優さんの技術の高さ、アニメ技術の高さを身にしみて感じることができました。一生懸命やりました。上手くできているかわかりませんが、楽しんでほしい。本当に勉強になりました」と語った。
大きなチャレンジに向かうカモ一家にかけ、「人生のなかで大きな挑戦だったこと」を聞かれると、俳優の道を選んだことを挙げた。「いま思うと相当チャレンジでしたね。よく親が許したなって……。いや許していないんですけどね、勝手に始めた。(芸能界に)生き残ってよかった」としみじみだった。
また、春に新生活を迎える人たちに向けて「体に気をつけてください。新しい環境は思ったよりも体にきますから。自分のやりたいと思っている体の声に耳を傾けるのが、1番いいかなと思います。周りがこう言っているからとか、『これが常識だから』で動くのではなく、やりたいことをやれば後々後悔されないのでは。自分の人生を顧みながらそう思っております」とエールを送った。
イベントには麻生久美子、ヒコロヒー、池村碧彩、羽佐間道夫、関智一、芹澤優、本版主題歌「月へ行こう」を担当したロックバンド・マカロニえんぴつも登壇した。