俳優の松下奈緒が7日、都内で行われたフジテレビ系スペシャルドラマ『恋愛戦略会議』制作発表会に出席。共演の藤木直人に抱いているイメージを語っていた。

　本作は、とあるクラフトビールバーに集まった4人の女性たちが、それぞれの恋愛を成就させるために、夜な夜な戦略会議を開く姿が描かれる4夜連続で放送されるラブコメディ。主人公の4人を、この日会見に参加した松下をはじめ牧瀬里穂、齊藤京子（日向坂46）、ゆうちゃみが務める。

　結婚願望ゼロで仕事に人生を捧げてきたバリキャリ女子・倉持冬子を演じた松下。「今回演じる私の役柄は38歳と年齢的にも近い。20代でも40代でもない30代後半の女性が抱える悩みや不安には共感できました」と語る。

　劇中ではガールズトークに花が咲くシーンもあるが、松下は「普段はあまりガールズトークなどはしないのですが、カメラが回っていないところでもノンアルコールでしたが、自然に飲みながらトークする瞬間もありました」と撮影を振り返る。

　4人が集うバーのマスター・小暮豊を演じる藤木は「飲むだけではなく、お酒が大好きで学生時代はバーテンダーになる人が読む専門書を読んでいたので、バーテンダーの役はうれしかった」と配役に感謝。司会者からそれぞれのキャラクターに「恋愛のアドバイスをするなら」と問われた藤木は「僕は恋愛相談をされたことがない。それどころか普通の相談もされないんです。僕に何か問題があるんですかね」と苦笑い。

　松下は藤木の顔をちらっと見ると「モゴモゴ」と口ごもりつつ「藤木さんは、とても的確でクレバーなので答えをすぐ出してくれそう。しょうもないことを聞いてしまったら……と思うと恐れ多くて相談できないんですよ」と知的だからこそ、おいそれと悩みを話せないと語り、藤木を悩ましい顔にしていた。