朝倉未来が代表を務める芸能事務所「MAプロモーション」は今月4日から同社のSNSで所属クリエイターを続々と紹介している。4日にお披露目した11歳の大森ひかるには「原石」「可愛い」の声が寄せられているが、一方で誹謗中傷も届いているという。未来の敏腕美人マネジャーとして知られる“伊師さん”が自身のYouTubeチャンネルで同社としての見解を示した。

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　フレッシュな2000年以降生まれの新クリエイターが続々と紹介されている。なかでも大森は2012年生まれの11歳。小学生とは思えぬ見た目で「大人っぽ過ぎる」「美人」「二十歳ぐらいかと思ってたらまさかの小５」とネットを騒然とさせていた。

　温かい声の一方で“必ず”上がってしまうのが誹謗中傷。元祖物申す系YouTuberのシバターは「朝倉未来が女子小学生を動画で紹介。キモっ！」と題した映像を公開。“伊師さん”はこの投稿を名指しし、中傷については今後法的手段を取る姿勢を示した。

　所属タレントの面接に立ち会っている“伊師さん”はシバターの「人の人生を変えるようなことを小さい女の子でやるな」「芸能の仕事を子どもにさせる親の気持ちが分からない」などの主張を読み上げた上で「大前提として思うことがあれば動画ではなくて、連絡先も知っているので未来さんに直接連絡するとか。会社を調べていただくとメールアドレスも出ますし、お問い合わせフォームもある。わざわざ動画にして会社を侮辱するような発言をするのはどうなのかなと思っています」と冷静に指摘。

　さらにシバターの指摘をクリエイターのことを考えてのものと仮定したうえで「逆に（大森）ひかるにとってストレスになる可能性があるって考えていないんですかって思います」と淡々と語った。

　代表の未来はMAプロモーションについて「朝倉未来を超える知名度、影響力を持つ人を輩出したい」と考えを明かしていた。“伊師さん”はタレントに対しての自分たちの立場として「私たちの仕事はクリエイターたちを最大限に支えて、応援する仕事」と説明。「みんなには自分のやりたいことを胸を張って楽しんでやってほしいと思っています」と語った。

　タレントのSNSについても事務所として本人に合ったもの（SNS）を“提案”しているというが無理強いはしていないことを強調。「あくまで本人のやりたいことを伸ばしていく。学生や未成年については親御さんにお会いして、ごあいさつをしています」と明かした。

　またシバターの「子どもを使ってお金を稼ぐな」の発言については「クリエイターにもしっかりお金が入るように事務所の取り分を少なく、という契約にしています。自分のやりたいことでお仕事をして真っ当に稼ぐというのは悪いことじゃない」と回答した。

　今後の対応については「誹謗中傷についてはしっかりと訴えていくつもりです。これはクリエイターをしっかり守りたいという気持ちがありますので、顧問弁護士の先生と連携して体制を強化したいと思っています。クリエイターの未来を心ないコメントや発言でつぶされないように私たちが全力で守ります」と事務所の姿勢を示した。