タレントの明石家さんまが2日、レギュラーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』（午後10時）に出演。2月29日に結婚を電撃発表したドジャースの大谷翔平についてコメントした。さんまは「残念やったね」と共演の元モーニング娘。・飯窪春奈らに声をかけ、「オレも適齢期の女性見ちゃあ、『大谷狙え、大谷狙え』と言ってましたけども。逃しましたね」と続けた。

　全くうわさもなかったところからの発表について「あれだけのマスコミで、オレでもよく撮られるじゃないですか。ちょこちょこ家に来たり、車の中『なんや』言うたり。オレでもとんでもない捜査網なんですね」と口にし、「大谷クラスやったら、アメリカのメディアも日本のメディアもやろう。狙ってたのに、今まで写真もなけりゃ、お相手も分からないって、どうしてたのかな。（報道がなかったことが）信じられへん。結婚までいく間柄やし、親にもおそらくあいさつに行ってるやろしな。大谷って、名前だけやなしに（193センチで）デカいしね。こそこそできない体格やしな。どうして、どうなったのか」と驚嘆。お相手に関しては「日本の女性ですって言うてんな。ひょっとしたらこの芸能界か、スポーツ界か。スポーツ界やと思うねんけど。オレの予想やで」と話した。

　大谷を支える側の重圧を気遣う場面も。「奥さん大変やけど、大谷翔平と言う重いものに耐える力をつけて向かっていってほしいな。オレでも何人か『一緒に住もうよ、結婚しよう』『いや、さんまさんは重過ぎる』言われたことあるぐらいやから。大谷はオレの5倍ぐらい重いやろ。大変やと思うわ。成績が良ければええけど、下がればいろいろ言われるやろしな、勝手に。（大谷）本人のせいなのにな。男もそっちが嫌なのよ。自分のせいなのに奥さんがたたかれるっちゅうのが、野球選手はよくおっしゃってますよ」と明かした後、「よく（って）言うたけど1人の。データ1。ごめんなさい」とオチをつけた。

「（発表は）皆さんがうるさいので」などと報道陣とやりとりした大谷の会見にも舌を巻いた。「29（歳）であのインタビューの答え方、応対の仕方、言葉の選び方、すごいと思う。あいつ、ああして10代からスターやったから『これは言っちゃいけない。これを言ったら大騒動になる』っていう言葉を選びながらな、やるあたり、オレらとんでもないことを笑わすために言うてしもうてな、それを大きく書かれて世間からたたかれるバージョンを繰り返してきたからやな」と自身と比較して称賛した。