西島秀俊、新生活迎える人々へ「逃げてかまわない」 自身の経験交え「環境が良くないなら飛び出すべき」

俳優の西島秀俊が2日、都内で行われたテレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻~服部金太郎物語~』(3月30日午後9時)の会見に出席した。新社会人や新天地に向かう人々に向けて、自身の経験を踏まえながら金言を送った。

会見に出席した西島秀俊【写真:ENCOUNT編集部】
会見に出席した西島秀俊【写真:ENCOUNT編集部】

『黄金の刻~服部金太郎物語~』の会見

 俳優の西島秀俊が2日、都内で行われたテレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻~服部金太郎物語~』(3月30日午後9時)の会見に出席した。新社会人や新天地に向かう人々に向けて、自身の経験を踏まえながら金言を送った。

 同作が4月目前の3月30日に放送されることにちなんで、新たな生活に身を投じる世の中の人々へのメッセージを求められた西島は「思い返すと……4月から新しい環境に飛び込むときって、期待と、それから不安がある。期待が大きいですけど、実際その入ってみると、ときには全然イメージと違うことがあったり、色々あると思います。僕は、もしその環境が本当に良くないんだったら、飛び出すべきだと思います。全然逃げてかまわないと思います」と持論を展開。

 さらに「特に若い人とかって、『そこしかない』という風に思っちゃうと思う。僕ももともとは映画に関わりたいと思っていたけど、全然違う道を行ってて、急に関わった人間」と言い、「僕の体験として言えるのは、『ここが自分の場所ではない』と思ったら、離れていい。離れて、一番本当の自分でいられる場所というものを探して、それを見つけることができれば、きっとそこで幸せに暮らせる。『ここしかないんじゃないか?』『この場にいられなかったらもう……』という風に思いがちですけど、実際そんなことはない……、と言いたいですかね」と締めくくった。

 会見には、俳優の水上恒司も出席した。

 同作は、楡周平氏が手がけた「黄金の刻 小説 服部金太郎」を原作とする群像劇。国産初の腕時計にして、世界初のクオーツウォッチを発売した「セイコーグループ」の創業者・服部金太郎の波乱の人生を描く。彼の壮年期を西島が、青年期を水上が演じる。

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