俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある！』（金曜午後10時）の第6話が放送され、大物芸能人たちの“未来”が話題を呼んでいる。

　同作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディー。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　令和のEBSテレビでカウンセラーを続けている市郎のもとに、渚（仲里依紗）が同期の羽村由貴（ファーストサマーウイカ）を連れてやってきた。憧れの大物脚本家・エモケンこと江面賢太郎（池田成志）とドラマを作ることになった羽村だが、その打ち合わせでの出来事に悩んでいるという。そんな羽村と共に市郎は、エモケンとの打ち合わせに同席することに。

　一方、純子（河合優実）はなかなか家に帰ってこない市郎のことが気になっていた。そんなとき、市郎と純子の運命を知った秋津（磯村勇斗）が、嫌がる市郎をタイムマシンのある大学に連れていく。

　昭和に舞い戻った市郎は純子と再会。夜にはサカエ（吉田羊）ムッチ先輩（磯村勇斗）とキヨシ（坂元愛登）と共にすき焼き鍋を囲んだのだった。市郎が未来に行っていたという話題になるも、純子は「怪しい」と疑いの目を向け、「私たちがびっくりするような未来の話をしてよ」と詰め寄った。

　そこで、市郎は「三原じゅん子が国会議員になっていた」と言うと、純子は「はいウソだね～」と信じず。すかさず、キヨシが「バリバリ政治家だよ」とフォロー。それでも純子は「なわけないじゃん、うちらの憧れ、あばずれの祖先・山田麗子だよ？　『顔はヤバいよ、ボディやんな』の山田麗子が政治家？　ありえない！」と声を荒げると、サカエから「『金八先生』の世界とごっちゃになってる」とツッコミが入った。

　さらに市郎は、加藤茶が80歳にして38歳の妻がいること、萩本欽一が82歳で78歳のときに大学を中退していたことを明かし、純子とムッチ先輩は「ありえない！」「ええ～」と仰天。最後に、ムッチ先輩が憧れの近藤真彦について、「色々あって、レーサーになってた」と聞くと「さっすが」と目を輝かせていた。

　また、第5話にも触れられた三原じゅん子氏の話題では、番組おなじみとなっているお断りテロップ「この作品には、不適切な台詞が含まれていますが　時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの特性を鑑み　1986年当時の表現をあえて使用して放送します」が流れていた。

　このやり取りに、SNSでは「ここでいつものテロップw」「三原じゅんこネタw」「昭和じゃ予想できないな」「三原じゅん子の件はそりゃびっくりするよね」「純子とムッチ先輩の反応まぢオモロイ」「時空が歪む！」「三原じゅん子で大爆笑してしまった」などの声が相次いだ。