デビュー45周年を迎えた歌手の田原俊彦が28日、63歳の誕生日を記念して都内で新企画『トシちゃんと一緒にハッピーライフ！プロジェクト』の記者発表会を開催。45周年イヤーに突入し、来る5年後の50周年をハッピー＆ヘルシーに迎えようと頭文字のHを取って『ダブル”H”プロジェクト』と命名された3つの企業コラボが発表された。

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　真っ赤なタキシードで登壇した田原は「元気ですかー！」と第一声。「今回は謝罪会見にお越しいただきありがとうございます」と会場を笑わせた。

　この日は第一弾コラボの小学館、SEGA、メディコム・トイの各担当が登壇。始めに田原の好きな曲を順番に紹介しようとすると田原がすかさず「『ギンギラギンに（さりげなく）』（近藤真彦の曲）とか言うなよ」とツッコミを入れるなど終始爆笑会見となった。

　後半の囲み会見では「今回のプロジェクトは去年からYouTubeチャンネルで作戦を練っていた」と話し、「これから具体的にアクションをお越してみなさんと楽しんでいきたいと思います」と語った。

　45周年について聞かれると「楽しいことばかりですね」と振り返り、「人間生きていればいろんな場面に遭遇するんで、でも僕は本当に恵まれている。僕自身、この世界に入ってからのメンタリティーは何ら変わってなくて、デビューして一度も休んだ年はないんです」と明かした。

　何歳までステージに立ちたいかと聞かれると「70歳くらいまではやってみたい。ステージで3回転は無理かもしれないけど、足は上げたい。そんな自分自身に期待してます」と笑った。

　また記者から長女の田原可南子の熱愛報道について聞かれると「マジで！　聞いてないな」と答え、長女が今月14日に30歳になった前日、次女も連れてイタリアンレストランにディナーに行ったことを明かした。「その時はひと言も言ってなかったですよ。まあ楽しんでくれたら良いなって思います」とまな娘を見守った。

　最後に「今後プロジェクトの中でたのきんトリオ（田原、近藤真彦、野村義男）の復活はあるか」と聞かれると「あんまり興味ないな」と一蹴。「一部のコアファンから3人そろってやってくれたらいいなというのをSNSで見たけれど、僕の中ではそういう思いはなくて、マッチもレースをやりながらライブ活動をやっているし、よっちゃんは変わらずギターを弾きまくっているし、三者三様でステージの見せ方も違いますし、僕は僕でステージの構成演出をプロデュースしているんですが、3人集まっても2時間じゃ収まらないし、それぞれがやっていけばいいんじゃないのかな」と話した。

　田原は現在、通算80作目のシングルリリース向けて制作中と説明し、7月20日埼玉・和光市民文化センター大ホールを皮切りに全国で20公演のホールツアーが決まっている。