小6の「東宝シンデレラ」ファイナリスト・平野莉亜菜、『映画ドラえもん』に抜擢 大好きな歌も披露「私しかできない役」

アニメ映画『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』(3月1日公開)でゲスト声優に大抜てきされたのが、2022年第9回「東宝シンデレラ」オーディションファイナリストに選出された平野莉亜菜(12)だ。劇中では、透き通る歌声も披露している。女優の卵の夢とは?

インタビューに応じた平野莉亜菜【写真:冨田味我】
インタビューに応じた平野莉亜菜【写真:冨田味我】

今井一暁監督が歌声にひかれオファー

 アニメ映画『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』(3月1日公開)でゲスト声優に大抜てきされたのが、2022年第9回「東宝シンデレラ」オーディションファイナリストに選出された平野莉亜菜(12)だ。劇中では、透き通る歌声も披露している。女優の卵の夢とは?(取材・文=平辻哲也)

 本作は藤子・F・不二雄 生誕90周年記念作品と銘打たれたシリーズ43作。音楽をテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんたちが壮大な物語を繰り広げる。

 声の出演は、「東宝シンデレラ」オーディションの審査を今井一暁監督が見て、平野の歌声を気に入り、出演をオファーされたのだという。

「ドラえもんに出られるなんて、夢にも思ってみなかったので本当にびっくりしました。うれしかったです。9歳の弟もドラえもんが大好きなので、いつも毎週土曜日に見ています。出演が決まったときは、家族全員とてもビックリしていました」

 平野が演じたのは、音楽に満ちた美しい星「惑星ムシーカ」生まれの少女ミッカ。のび太の奏でるリコーダーの音を気に入り、仲良くなっていく。青と緑の長い髪を二つの編み込み、ピンク色のスカートにピンクのブーツを履いた可愛らしい見た目が特徴だ。

「ミッカは歌と絵本が大好きな女の子です。私もピンクと緑の色が好き。私もミッカのように音が鳴る大きな本を持っているので、これは私しかできない役だなと思いました。私は、学校の音楽が得意とは言えないんですが、歌は大好きです。友達からも『莉亜菜ちゃんの歌声が好き』と言われるので、それが出せたと思います」

 アフレコでは絵が完成していない白黒のラフな状態で、一人で声を吹き込み、ドラえもん役の水田わさびとのび太役の大原めぐみも隣で見守ってくれた。

「おかげで緊張せずにできました。アドリブを言う場面はつまずきそうになったのですが、わさびさんから『声だけで演技するのではなく、体を使って大きくやってみたら?』とアドバイスをいただきました。一番難しかったのは泣くシーンで、途中から笑わないといけなかったので、完成した作品をお母さんと一緒に見た時は、とても感動しました」

「上白石萌音さんが大好き」と笑顔を見せた【写真:冨田味我】
「上白石萌音さんが大好き」と笑顔を見せた【写真:冨田味我】

 平野は静岡県出身の12歳、小6。15歳の姉と9歳の弟がいる。学校では国語と社会と英語が得意。赤ちゃんの時から英会話、3歳からクラシックバレエを習っている。英語で自己紹介してくださいというと、ネイティブ並みの発音を流ちょうに披露した。

 小さい頃から歌を歌うのが好きだったそうで、「東宝シンデレラ」オーディションは母親の勧めで受け、ファイナリストになり、東宝芸能入りを果たした。

「決まった時は奇跡かなと思いました。受賞はできなかったのですが、自分なりに頑張っていきたいと思いました。私は上白石萌音さんが大好きなので、上白石さんが事務所の先輩になるのがうれしかったです」

 事務所入りが決まってからは月に1、2回、静岡から東京での合同レッスンに通い、1年以上、演技、歌、ダンスを学んできた。目標とするのは上白石萌音だ。

「見た目がかわいいし、歌も上手。舞台も映像もどっちもできる。私も、上白石萌音さんのような女優さんになりたいです。学園もののドラマ、ゴジラにも出てみたい。CMもいっぱい出たいし、舞台にも出たいです。得意の英語も活かしていきたい」と夢をふくらませていた。

□平野莉亜菜(ひらの・りあな)2011年5月8日生まれ、静岡県出身。22年第9回「東宝シンデレラ」オーディションでファイナリストに選出。24年3月『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』ゲスト主役ミッカ役で声優を務め、芸能界デビュー。特技:クラシックバレエ、英語。154センチ。

スタイリスト:emi ito(ADDICT_CASE)
ヘアメイク:Kaco (ADDICT_CASE)

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