日本テレビは26日、昨年10月期放送の連続ドラマ『セクシー田中さん』原作者・芦原妃名子さんが急死した問題を受けて編成した「社内特別調査チーム」が、今月23日に調査を開始したと同局の公式サイトで発表した。

　調査チームのメンバーも明記。「社内」と銘打ってはいるが、外部有識者の弁護士も名を連ねていた。

○外部有識者

早稲田祐美子（わせだ・ゆみこ）
1985年、弁護士登録。著作権をはじめとする知的財産分野で著名。第二東京弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長などを歴任。

國松崇（くにまつ・たかし）
2012年、弁護士登録。コンテンツ制作の契約法務、番組（ドラマ、脚本など）の法律監修や考査・検証など。メディア・エンタメ関係の実務に幅広い知見と実績。

　國松弁護士は司法試験に合格し、司法修習を終えた後の12年4月にTBSに入社。同年6月に弁護士登録。在職中、同局系『ルーズヴェルト・ゲーム』（14年）、『下町ロケット』（15年）、『99.9－刑事専門弁護士－』（16年）、退社後もNHK『歪んだ波紋』（19年）、TBS系『MIU404』（20年）、『半沢直樹』（20年）などの法律監修などを担当している。

○社内メンバー

山田克也（やまだ・かつや）
社内特別調査チーム責任者取締役執行役員（広報・コンプライアンス、総務担当）コンプライアンス推進室長。

谷田哲哉（たにだ・てつや）
1993年、弁護士登録。2003年から日本テレビ顧問弁護士。

※ドラマ制作部門から独立した社内特別調査チーム。コンプライアンス推進室などのメンバーで構成。