高山一実、絵本作家デビュー シリーズ化に期待「まだまだストーリーが浮かんでいる」
元乃木坂46でタレントの高山一実が25日、都内で行われた初絵本『がっぴちゃん』(KADOKAWA)の発売記念囲み取材に出席した。
国民的アニメになる可能性については「0.001%でもある未来はすてき」
元乃木坂46でタレントの高山一実が25日、都内で行われた初絵本『がっぴちゃん』(KADOKAWA)の発売記念囲み取材に出席した。
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本作は、高山がシリーズ作品として構想をあたため、下書きと文章を担当。絵は高山がインスタグラムをチェックしていたクリエイター・みるくにオファーし、1冊の絵本として完成した。5歳の誕生日を迎えた恐竜の男の子・がっぴちゃんが、母親に教えてもらった「ちきゅうさん」を探す旅に出るさまを描く。
2018年11月に刊行したデビュー小説『トラペジウム』以降、2作目を書きたいと思っていたが、書いては消しての日々だったそうで「文章を考えるのは好きで、また出版物を出したいと思っていたんですけど、そんな中で『がっぴちゃん』を作っていく過程が楽しかったので、小説は1作で止まっちゃっているんですけど、絵本はこれから先、たくさん出していきたいのが私の夢です」と目を輝かせ、「これを読んでくれた子どもたちが、10年後、20年後に『がっぴちゃん』の話をしてくれるのが1番の夢です」とにっこり。
絵本を書きたいと思ったきっかけについては「前々から絵本が好きだったんですけど、絵が描けないと思っていて、絵は何度かチャレンジしたんですけど売り物にならないというのがありました(笑)」と苦笑しつつ、「この中にはまぐりが出てくるんですけど、桑名のはまぐりを食べたときに、はまぐりに“こんなにおいしくなってくれてありがとう”って感謝を伝えたいと強く思って、そこから物語が浮かんでしまったんですよね」と告白した。
また、シリーズ化も目指しているそうで「名作に並ぶとはおこがますぎて考えてないんですけど、『がっぴちゃん』についてはこの本ではまだまだ収まりきらないほどのストーリーが浮かんできてしまっているので、形にできたらいいなと思っています」と期待を寄せ、本作が国民的アニメになる可能性があるのではと声が飛ぶと「とんでもないですけど、書かなかったらそういう未来はゼロじゃないですか。書いたことで0.001%でもある未来はすてきだとなというのは生きていて感じています」と吐露。「『がっぴちゃん』でがっぽ(り)ちゃんになっちゃうかも」との声には「やめてくださいよ(笑)」と突っ込みつつ、「そうなってくれたらうれしいなと思います」と笑顔を見せた。