【光る君へ】岸谷五朗、大河ファンとの対面に感激「会えることって実はなかなかない」

俳優の岸谷五朗が23日、福井県越前市を訪れ、大河ドラマ館のオープニングセレモニーに参加した。岸谷は現在放送中のNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)で、吉高由里子が演じる主人公・まひろ(紫式部)の父・藤原為時を演じている。

オープニングセレモニーに参加した岸谷五朗
オープニングセレモニーに参加した岸谷五朗

福井県越前市で大河ドラマ館のオープニングセレモニー

 俳優の岸谷五朗が23日、福井県越前市を訪れ、大河ドラマ館のオープニングセレモニーに参加した。岸谷は現在放送中のNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)で、吉高由里子が演じる主人公・まひろ(紫式部)の父・藤原為時を演じている。

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 岸谷は展示してあった“まひろ”のパネルを持って入場。会場は一気になごやかなムードに包まれた。イベントを終えた岸谷は「寒い中、大勢の方々に会場まで来てくださり、とてもうれしかったです。ドラマをやっていても、実際に見てくださる方々に会えることって実はなかなかないんです。今日は、皆さんの表情や笑顔がとても印象的でした。こういう機会をいただけたことに感謝しています」と語った。

 越前市は、越前国守として赴任する為時が暮らした地。同時に娘の紫式部も生涯で唯一、都を離れて暮らし、都ではできない経験をしたり、美しい越前和紙と出会うなど、越前での暮らしが、紫式部の感性を磨き、創作意欲をかきたてたのではと言われている。

 この日のセレモニーに先立って22日には、吉高と岸谷が2人で大河ドラマ館を見学していた。吉高は「ドラマ館が初めての経験。うれしいし、照れくさい。いろいろなことに興味をひくよう丁寧に展示されていて、ドラマの世界を理解して見やすくなると思います。人と人とが点と点でつながって線になり、多くの方に足を運んでいただけるとうれしいです」と語っていた。

 岸谷は「こんなにすごいと思いませんでした。美しくて、美術的で、すばらしい。親子で心を交わした1年で、対抗できない大きなものに挑んでいった場所。為時は非常に不得意な政治に、まひろも心の穴がポツンと開いたタイミングで人生の転換期を迎えました。こうした越前で開催される大河ドラマ館は特別に感じます」と話していた。

 同館では、まひろが身につけていた衣装などの展示のほか為時の居室と書道道具のフォトスポットでの記念撮影も楽しめる。12月までオープン予定とされる。

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